自分の気持ちとの上手な付き合い方~自分を好きになりましょう~6

考えるきっかけ(5月6月7月例会の共通のテーマです)

みなさんは、「日頃は笑って済ませる、ささいな言動に妙にイラついてしまい、自分で自分の心をもて余したり」と言う体験をされたこ

とがありませんか。

時間の経過とともに、薄らいでいってくれるとよいのですが、時には、そうした思いが心の中に沈殿して、次第に心がネガティブな方向

に傾き、人によっては【孤独】や【生きづらさ】を感じることもあるものです。

そんな状況から、自由な自分を取り戻しましょう。

そして、その時に大切にしたいことは、「ネガティブな考えをしてはいけない!」と頑張りすぎるのではなく、自分のなかに

ある『ポジティブな心』とも『ネガティブな心』とも、上手に付き合っていくことです。

そのための考え・スキルについて、3回のコミュニケーションカフェで、取り組んでいきます。

今回からの第2回目6月例会では、『自分を好きになりましょう』に焦点を当てました。

 

事例①女子大学生からの相談『いつも遅刻する友人に忠告したら、空気読まない悪い人扱いされてしまった』(以前のブログ参照)

ここから

1【周囲から好かれたい。嫌われるのが怖い】

2【自分自身よりも、周囲の評価が気になる】

といった、大学生のみなさんの傾向が見られます。

 

でも、これは大学生だけのことでしょうか。

例えば、小中学生はどうでしょうか。

そこで、学校でよく用いられている「アンケート」結果から見えてくる特徴について考えてみましょう。

(このアンケートは、学校生活について子どもたちに尋ねた結果を、横軸【安心・安全】、縦軸【承認】という2つの指標で、グラフ上

に点をプロットしていきます。マズローの欲求階層説と言う考え方に基づいています。)

そうすると、学級全員の点の様子から、学級の状態が見えてきます。

そこから、『一見仲良さそうだが、その中ではいじめ等友人関係でのトラブルが起こりやすい』という学級が、結構多いということが見

えてきました。

これは、どういうことでしょうか。

 

みなさんも、考えてみてください。

 

こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケーションカフェ】

を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをご覧ください。