自分の気持ちとの上手な付き合い方~自分を好きになりましょう~7

考えるきっかけ(5月6月7月例会の共通のテーマです)

みなさんは、「日頃は笑って済ませる、ささいな言動に妙にイラついてしまい、自分で自分の心をもて余したり」と言う体験をされたこ

とがありませんか。

時間の経過とともに、薄らいでいってくれるとよいのですが、時には、そうした思いが心の中に沈殿して、次第に心がネガティブな方向

に傾き、人によっては【孤独】や【生きづらさ】を感じることもあるものです。

そんな状況から、自由な自分を取り戻しましょう。

そして、その時に大切にしたいことは、「ネガティブな考えをしてはいけない!」と頑張りすぎるのではなく、自分のなかに

ある『ポジティブな心』とも『ネガティブな心』とも、上手に付き合っていくことです。

そのための考え・スキルについて、3回のコミュニケーションカフェで、取り組んでいきます。

今回からの第2回目6月例会では、『自分を好きになりましょう』に焦点を当てました。

 

事例①より、大学生のみなさんの以下の傾向傾向が見られます。

1【周囲から好かれたい。嫌われるのが怖い】

2【自分自身よりも、周囲の評価が気になる】

 

そこで、次に小中学生についても考えてみます。

現在、全国的に使われているアンケートから、『一見仲良さそうだが、その中ではいじめ等友人関係でのトラブルが起こりやすい』とい

う学級が、結構多いということが見えてきました。

具体的なケースで、説明します。

小学校高学年から中学校にかけて、子どもたちとりわけ女子は、学級内で少人数のグループに分かれています。

そして、そのチーム内においては、『鉄の掟』=『チーム内のことは、メンバー以外には、決して話さない』があります。

その結果、グループ内での人間関係のもめ事は、なかなか外部からは掌握できにくくなります。

そこで、担任であろうとも、グループ内の人間関係のトラブルをなかなか見つけにくくなるというわけです。

そして、『ひとりぼっち』になることを怖れるあまり、嫌な思いをしようとも、『グループから抜け出たい』とは、思わなくなります。

このように、大学生と同様に、小中学生も周囲からの評価にとても敏感になっているわけです。

 

 

こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケーションカフェ】

を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをご覧ください。