4 アイメッセージ❗

前回は、相手に言葉を投げ掛けるときの方法→すなわち、言葉をギフトとして手渡すことについて、お話しました。

今回は、投げ掛ける言葉自体について、考えます。

次の事例について考えてみてください。

コロナの影響で、今はなかなか友人と会うことも難しいですね。そんなとき、あなたは友人と久しぶりに待ち合わせをして、ランチをすることにしました。しかし、約束の時間を過ぎても、なかなか友人は来ません。初めは心配していましたが、次第に腹が立ってきました。そこへ、30分遅れて友人が到着しました。

さあ、あなたは何と言いますか?

A   もうっ!30分も遅れるなんて、信じられない。コロナの今、人混みで人を待たせるなんて、ひどいと思わない?

B   大丈夫だった?今、こんな時だから、いろいろ心配しちゃった。無事で、ほっとしたわ。

あなたが遅れてきた友人ならば、どう思いますか?

Aさんの場合

確かに、遅れた自分が悪い。だから、どうやって謝ろうかと考えながら、焦って来た。しかし、Aさんのように責められたら、何だか謝る気持ちがなくなってきた。(こんな人だったのか)と、がっかりした。

Bさんの場合

本当に、ごめんなさい。こんなときに、人混みで待たせてしまって、申し訳ないと思う。なのに、かえって私のことを心配してくれて……今までも、Bさんは好い人と思っていたけど、これからも大切にしたい。

こんな違いがあるのではないでしょうか。

Aさん、Bさんの大きな違いは何でしょうか。

それは、Aさんは(あなたが悪い)(あなたは、信じられない)と、言う言葉の主語がすべて(You)なのです。これをYouメッセージと言います。

それに対して、Bさんは(私は心配した)(私は、ほっとした)と、言う言葉の主語がすべて(I)なのです。これをIメッセージと言います。

あなたが、(こんな相手とは、どうなってもいい。とにかく、この怒りをぶつけたい)ならば、どちらでもかまわないと思います。

しかし、これから先の関係を考えるならば、自分も相手も大切にするIメッセージで話してみませんか。

日頃から、ちょっと意識して取り組んでみましょう。