コミュニケーションカフェ4月例会のお知らせ-4

(昨日のブログから続く)

昨日は、子どもたちが自分自身の【良さ】や【長所】を分かっていないと、話しました。

その理由としては、『自己理解』ができていないからというのもあるかと思いますが、以前にお話した【自己肯定感】の低さから「こん

なことは誰だってできるに違いない。こんなことを自分の良さ・強みだなんて言えない」といった考え方が、大きいのではないかと考え

ます。

そこで、この頃は【苦手なところや不足しているところを補う】=【リハビリ型】の考え方よりも、【得意なところや強みを生かして

く】=【ストレングス型】の考え方が、社会全体で評価されているように感じます。

(こうした考え方は、ポジティブ心理学の一部と言われています)

 

では【ストレングス】とは何でしょうか。

【ストレングス】=【強み】ですから、何となく分かったような気がしますが、本当でしょうか。

知人のソーシャルワーカーによれば、この【ストレングス】という考え方は、本来『福祉』の分野で、また障碍者のケアの分野でよく扱

われてきたことのようです。

例えば、金銭的な問題や障害を抱えている人が、社会復帰を目指すときに、例えばPCに詳しいという【ストレングス】があるならば、

それを生かして仕事を探そうとするといった具合に、【ストレングス】を活用していく といった具合です。

 

では、【ストレングス】にはどのようなものがあるでしょうか。

以下の領域での分類が一般的です。

①知恵と知識   ストレングスとして 独創性・好奇心興味・判断・向学心・見通し 

②勇気                勇敢・勤勉・誠実性・熱意

③人間性               愛する力愛される力・親切・社会的知能

④正義                チームワーク・平等公平・リーダーシップ

⑤節度                寛大・謙虚・思慮深さ・慎重

⑥超越性               審美心・感謝・希望楽観性・ユーモア遊戯心・精神性

が、考えられています。

明日、これらの具体的な事例を考えてみましょう。

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。