おめでとう!ハッピー物語3

いよいよ、「ハッピーが小学校教員になる」計画がスタートしました。

小学校教員の採用試験合格をGOAL(山の頂上)とするならば、今我々(ハッピーと私)は平らな麓の登山口にいます。

今から、GOAL目指して登り始めるわけですが、ハッピーの年齢や体験を考えると、なんでもいいからやみくもに…という訳にはいきません。そこで、まず大学受験についての作戦を立てました。

1 社会人入学をねらう!

ハッピーは、中学・高校と熱心に勉強してきたわけではありません。それ以上に、「大学入試」へ向けての勉強をしたことがありません。ですから、高卒性として普通に受験したら、合格可能性はひじょうに乏しいと思われます。そこで「社会人入学枠」があり、「採用試験」対策の授業をしていただける大学を探しました。幸い、彼は家業に従事していたので、それが社会人としての証明となり、受験できることが確認できました。

さて、我々が計画をスタートしたのは3月でした。来年の入試を目指して、彼は入試科目だけの勉強を始めました。以前の彼から見ると、よく頑張ったと思います。それとともに、「社会人として、なぜ大学進学を目指すのか」といった類の文書について、一緒に考え始めました。彼が書いてきたものを検討し、彼が書き直すといったルーティーンを何度か繰り返しました。