【リフレーミングは相手が受け止められること優先!】自分の気持ちとの上手な付き合い方~自分を分かってもらおう~37

【自分の気持ちとの上手な付き合い方】を考えるきっかけ(5月6月7月例会の共通のテーマです)

みなさんは、「日頃は笑って済ませる、ささいな言動に妙にイラついてしまい、自分で自分の心をもて余したり」と言う体験をされたこ

とがありませんか。

時間の経過とともに、薄らいでいってくれるとよいのですが、時には、そうした思いが心の中に沈殿して、次第に心がネガティブな方向

に傾き、人によっては【孤独】や【生きづらさ】を感じることもあるものです。

そんな状況から、自由な自分を取り戻しましょう。

そして、その時に大切にしたいことは、「ネガティブな考えをしてはいけない!」と頑張りすぎるのではなく、自分のなかに

ある『ポジティブな心』とも『ネガティブな心』とも、上手に付き合っていくことです。

そのための考え・スキルについて、3回のコミュニケーションカフェで、取り組んでいきます。

今回からの第3回目7月例会では、『自分を分かってもらおう』に焦点を当てました。

 

コミュニケーションスキル 

第1部 聴く力

第2部 話す力

第3部 相手との距離の取り方

第4部 アサーション

第5部 アサーションスキル 

①リフレーミングの真骨頂

②リフレーミング的ものの考え方

③価値観は、すべてグラデーション?

④『立ち位置=価値観』が変われば、私たちの判断も異なってくる(前回のブログから続く)

すなわち、価値判断の連続したグラデーションの異なるところに立っているわけです。

そこで、人によって『立ち位置』が変われば、その言い分も変わってくるのは当然です。

ここで大切なことは、言われている方の「言い分は正しい」とか「言い分は正しくない」ではなく、『今の少年の気持ち』から考える

と、その言い分が「適している」か「適していないか」であると考えます。

ここに、リフレーミングの大切さ、本質があるのではないでしょうか?

すなわち、『自分が言いたいか言いたくないか』が大切なのではなく、『相手にとって受け入れやすいか受け入れにくい

か』が大切なのです。

そう考えると、『リフレーミング』という考え方の深さが分かるのではないでしょうか。

そうです。

『リフレーミング』はただの言葉遊びなどではないのです。

例えば、よく扱っている言葉の言い換えとして‥例えば『落ち着きがない』

授業中に確かに『落ち着きがない』子どもに、『落ち着きがない』と注意しても、その子は「いつものこと」と聞き流してしまうのでは

ないでしょうか。

このとき、あなたが伝えたいことは何ですか?

「落ち着いて、課題に取り組もう」といったことですよね。

決して「君は、落ち着きがなくて、どうしようもない子だ」ということを伝えるためではありませんよね。

そうならば、例えば100回に1回くらい、その子の素早い行動が周囲の状況に適していたときに、「いいねぇ。こういうときの君のフ

ットワークの軽さはいいなぁ。君の良いところを発見できてうれしい。次は、違う良いところも見せてくれると、もっとうれしい」とい

った声掛けをしたらどうでしょうか。

これで、すぐに気づく子はそのままでいいですし、気づかない子には「あのときはね、こういう気持ちだったんだ」と個別に話したらど

うでしょうか。

 

一度、みなさんもお試しください。

 

そろそろ、次回からまとめに入ります。

 

こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケーションカフェ】

を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをご覧ください。