おめでとう!夢をかなえて小学校の先生になったハッピー物語58 番外編【ジャイアンの指導法】
ハッピーは苦節8年で教員採用試験に合格しましたが、ハッピーに限らず多くのみなさんが、「そんなに長い年月をかけずに、早く合格したい」と思っていることでしょう。そこで、教職・採用試験関係に関するみなさんの疑問について考えています。
Q7 私が担任したクラスに、自分のわがままを通そうとするジャイアンのような子がいたら、どのように指導すればよいですか?
今まで、彼に関する具体的なエピソードをいくつか紹介してきました。
そして、彼の『こころ』の成長を間近で体感した者としては、【認められることで人は成長する】こと、また生徒指導には『北風より太陽』の方針が適していることを痛感しました。
彼と私のエピソードは、現在の大学生のみなさんには、驚き以外のなにものでもないようで、「先生の話には驚きました。そういう事件は、テレビドラマの中だけだと思っていました」といった類の感想が数多く寄せられました。
私の授業を選択している学生さんたちは、とてもまじめで熱心に取り組んでいます。
おそらく大学へ入学してくる以前も、まじめで良い子たちだったのではないでしょうか。
それだけに、自分たちとは異質な存在を知り、理解し、折り合いをつけていくという【人間としての幅の広さ】を培っていってほしいと願っています。
次の世代を育てる教員を目指している彼らには、(途中で挫折しないためにも)そうした【人間としての幅の広さ】を身に付けていってほしいです。
彼の話は、ここで終わりにしますが、卒業後の後日譚…
彼は就職して、初のボーナスでお歳暮として段ボール箱のみかん1箱を送ってきてくれました。
また、20才になったときに、中学時代から付き合っていた彼女と結婚しましたが、その式の主賓は私です。
『教員の仕事はブラック』という情報で、動揺している学生さんたちに、それだけではないことを伝えていきたいものです。
ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。
よろしければ、お話を聞かせてください。
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