考え方の歪みを直して、心の健康度アップ(コミュニケーションカフェ6月例会より)⑫

全12回にわたって、説明してきたコミュニケーションカフェ6月例会のまとめをします。

以前から、【私たちは○○しなければならないという思い込みから、自分自身を追い詰めてしまい、結果として苦しい思いをしてきた

のではないか】と考えていました。

そこで、『友だちがいないといけない』という友だち神話に、子どもたちが囚われていることを事例として、私たちの考え方の歪みや思

い込みについて考えてみました。

事例①「友だちがいない」と訴える中学2年生

『クラスの中では、今みんな野外学習の話をしています。みんな、持ち物のきまりなんかで、先生に文句言いながらも楽しそうです。でも、私は楽しくありません。グルーブ決めでハバにされたとかいうことはありません。でも、それはきっと先生が頼んでくれたからだと思います。私は明るくないし、地味だし、友だちいないし‥私って、悪い性格なのでしょうか?』

事例をもとに、以下の手順で考えました。(詳しくは、以前のブログをご覧になってください)

1 SNS上での『便利だけど怖い』体験より、同じ考え方に取り囲まれた時の私たちの思考の様子について

2 その結果から、考え方の歪みを見直すことの必要性について

3 わたしたちが、実際にどのような思考と行動のメカニズムを体験しているかについて

①信念(思い込み) ➡ ②思考(考え) ➡ ③感情 ➡ ④生理的反応 ➡ ⑤行動 ➡ ⑥結果

すなわち、この流れのどこかを断ち切ることで、不幸な結果を避けることができるのではないかと考えました。

そこで、①から順に取り上げました。

内容については、ここ数日のブログを再度ご覧になってください。

もちろん、これは一つの考え方です。

しかし、コロナ禍等の影響により【生きづらさ】を感じている方には、ぜひとも『今までの思い込み』を見直してほしいです。

そして、そうした思いを抱えている方が、【心の健康】を取り戻すことを願っています。

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。