子育て支援ワンコインセミナー 【子どもの心が分からない~思春期のトリセツ~】解説編⑪子どもの意欲の高め方続

1日から、3月中旬から下旬に開催するコミュニケーションカフェ3月例会について、説明しています。

まずは【思春期の特徴】について、2回にわたってお話してきました。(以前のブログ参照)

1 身体の急激な変化

2 心の急激な変化

3 他者との関係性の変化

 

次に、このセミナーの中心として、二つの柱を考えてみました。

1 子ども話の聴き方

2 子どもの意欲の高め方

 

一つ目の柱である【子どもの話の聴き方】については5回にわたって、お話してきました(以前のブログ参照)

詳しくは、今月開催する(詳細は下記の案内をご覧ください)セミナーで、参加者のみなさんと話し合っていきます。

 

そして、今回からは【子どもの意欲の高め方】について、考えていきます。

その前に、人気がある野球の大谷翔平選手や、将棋の藤井壮太五冠のことを、前回思い出してみました。

私たちは、彼等の活躍を見ると、その強さに驚くとともに、気持ちよさを感じます。

どうして、気持ちよさを感じるのでしょうか。

それは、彼らが持って生まれた才能に甘えることなく、また悲壮感をもって死に物狂いで努力するのではなく、それぞれが『野球大好

き。野球やっていて楽しい』『将棋大好き。将棋やっていて楽しい』と思って、取り組んでいるからではないでしょうか。

その嬉しそうな姿を見て、私たちは気持ちよさを感じるのではないでしょうか。

 

さて、なぜ、この話題をとりあげたかというと

今まで考えられてきた意欲のない子に対して、『どのように意欲を高めるか』という場面での第3の方法と考えられるからです。

既存の方法としては、『意欲のない子に対して、例えば良い点だったらゲームを買ってあげよう』といった方法か、またその逆に『意欲

がないなら、無理にやらせても無駄。意欲がわくまで待つ』という方法だったと思います。

でも、『物でつる』という方法(外的動機付けと言い換えても可)は、永続可能性(SDGs)が低いと思いますし、『意欲が出るまで

待つ』は一見理解のある保護者に見えますが、いつになるか分かりません。

そこで、第3の方法『楽しいからやる』を考えてみましょう。

「勉強なんて、楽しく思ってやる子どもなんていないよ」

本当にそうでしょうか。

このことを考えるために、今までよく言われてきた「やればできる」という言葉について、その信憑性を考えてみましょう。

 

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをごらんください