コミュニケーション苦手さんへの応援スキル特集⑯

1 【聴く】編

① 「私の気持ちをわかってほしい」のわかるって?

② 心の速さは、言葉の速さよりも遅い

③ 『言ったこと』よりも『言わなかったこと』の方が大切なときもある

 話を聴く『かまえ』は大切

⑤ 相手の話を取ってしまわない

⑥ 『指示』『アドバイス』『感情の押し付け』が多くなってしまうのは?

2 【話す】編

① 『言葉はギフト』と考える

② 人は、自分のイメージどおりに動く

③ 心のこもった言葉を伝えよう

④ ポジティブな言葉を渡そう

④ ポジティブな言葉のスキルーリフレーミング

⑤ リフレーミングの練習

⑥ 具体的に話そう

⑦ 「どうすべきか」よりも「どのようにするか」を話そう

悪戯が過ぎたわが子を叱っている場面を、想像してみてください。

「あなたは、いつもこうなんだから」

「何度言ったらわかるの」

と、叱責が続いています。

子どもは、申し訳なさそうに下を向いてじっとしています。

ひとしきり言った後、あなたの気持ちも落ち着き「分かったわね。次からは、こんなことをしないで」と言い、叱責は終わりました。

さて、この叱責の会話の前と後とで、何か変わるでしょうか?

おそらく、何も変わらないと思います。

子どもは、また同じことをやるでしょう。

なぜならば、その子は『自分の行動がいけない』『自分の行動をまたしてはいけない』とは言われたものの、では『どのようにするか』

を教えられていないからです。

親と子のケースで話しましたが、大人同士でも、同じことが言えるでしょう。

『こうすべき』と当たり前の理念を伝えるだけでは、人の行動は変わりません。

相手に自分の気持ちを伝えるためには、『こうすべき』ではなく、具体的な『どのようにするか』を話していきましょう。

とりわけ、人と人の関わり合う機会が少ない現状では、せっかくの人との関わりを実のあるものにしていきたいものです。

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。