コミュニケーション苦手さんへの応援スキル特集⑪

1 【聴く】編

① 「私の気持ちをわかってほしい」のわかるって?

② 心の速さは、言葉の速さよりも遅い

③ 『言ったこと』よりも『言わなかったこと』の方が大切なときもある

 話を聴く『かまえ』は大切

⑤ 相手の話を取ってしまわない

⑥ 『指示』『アドバイス』『感情の押し付け』が多くなってしまうのは?

2 【話す】編

① 『言葉はギフト』と考える

② 人は、自分のイメージどおりに動く

③ 心のこもった言葉を伝えよう

以前にもお話したことですが、私が新米の教員だった頃は『ヤンキー』との闘いの日々でした。

そんな状況ですから、落ち着いた授業を運営することは、なかなか難しかったです。

しかし、そんな中でも考えさせられることがありました。

彼らが、ある先生の授業ではまあまあきちんと取り組んでいるのに、別のある先生の授業では全くやろうとしていなかったことです。

もちろん、彼らの学力や教科に対する好き嫌いの感情があるとは思います。

しかし、彼らの選択はそれだけではないように思いました。

彼らの選択基準は、『俺たちのことを考えてくれているかどうか』と、私には思えました。

当たり前と言えば、そのとおりですが‥

体育会系の男性の先生が、その持っている力強さで説得しようとしても、なかなか事態は進展しません、

しかし、彼らのことを真剣に考えてアドバイスしてくれる女性の先生の授業では、彼らにしたら◎の態度で授業を受けていました。

彼らは、ある意味とても正直者なので、その反応もストレートで分かりやすいのです。

どんなに聞こえの良い言葉でも、『心』がこもっていなければ、相手には伝わりません。

それは、言葉遣いとか語彙の豊かさ等とは比較にならないと思います。

『相手のことを思った言葉がけ』を、いつも心掛けたいものです。

 

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。