コミュニケーション苦手さんへの応援スキル特集⑫

1 【聴く】編

① 「私の気持ちをわかってほしい」のわかるって?

② 心の速さは、言葉の速さよりも遅い

③ 『言ったこと』よりも『言わなかったこと』の方が大切なときもある

 話を聴く『かまえ』は大切

⑤ 相手の話を取ってしまわない

⑥ 『指示』『アドバイス』『感情の押し付け』が多くなってしまうのは?

2 【話す】編

① 『言葉はギフト』と考える

② 人は、自分のイメージどおりに動く

③ 心のこもった言葉を伝えよう

④ ポジティブな言葉を渡そう

学校現場にいたときに、大切にしていたことは『ネガティブな言葉ではなく、ポジティブな言葉を使おう』ということでした。

子どもたちは、ともすれば『ネガティブな言葉』を使います。

成長するにしたがって、さすがに「うざい」「キモイ」「死ね」は公の場からは減っていきます。

そして、私たちは「うざい」の類の言葉は、めったなことでは使わなくなっていると思います。

しかし、例えば「また、そんなことして‥」「そんなことしかできない」といった言葉を、相手に投げかけることはありませんか?

ここで、みなさんに質問です。

みなさんはカフェや喫茶店で注文するときに、どのように言いますか?

「コーヒーがいい」でしょうか。

「コーヒーでいい」でしょうか。

二つの文の違いはわずかですが、受け取る側にとっては大きな違いかと思います。

「コーヒーがいい」と言えば、たくさんのものから自分の意思で選択しているわけです。

しかし、「コーヒーでいい」と言うことは、「まぁ、べつにどうでもいいけど、コーヒーくらいにしておく」という、なげやりな感じが

ないでしょうか?

私の講義を選択している学生の中には、飲食店でバイトをしている学生ももちろんいます。

彼らに、この質問をしたところ「『コーヒーでいい』と言われると、やっばり嫌な感じはする。でも、お客さんだから何も言わないけど

ね」と、応えてくれました。

そうなんですよね。

お店の人とお客という、『対等ではない』関係だから、通用している言葉ではないでしょうか。

そうならば、なおさら対等な友人関係においては、気を付けたい言葉と考えます。

毎日の言葉、見直してみませんか?

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。