【まとめ 愛情の反対は無関心】コミュニケーションが苦手な人との上手な関わり方【発達障害(碍)傾向に目を向けて】

連載が長くなってきましたので、今までのお話を整理します。(それぞれの箇所のブログをご覧ください)

1 【発達障害(碍)】とは何か

  分類とそれぞれの特徴

2 どのように関わっていくか①

  『褒めて育てる』とは言うけれど

3 年代別の特徴

  小学校時代・思春期の特徴

4 どのように関わっていくか①

  配慮はするけれども、特別扱いはしない

5 二次障害を起こさない

  発達障害から『素行症』等を引き起こさない

6 大人になった『発達障害傾向』のある人への関わり方

  ちょっとした一工夫は、『ユニバーサルデザイン』へ発展する

 

全体を振り返ってのまとめです。

【コミュニケーションが苦手な人と上手に関わる~発達障害(碍)に視点を向けて~】

1 特質・発達に適したかかわり方をしよう

私たちは、誰でも『得意なこと』もあれば、『苦手なこと』もあります。

  「資料を整理するのが苦手」ならば、ちょっと目立つ印をつけるなどをしてみたら、『発達障害傾向』のある人も、そうでない人もともに活動す 

  ることが【楽】になる、【生きやすくなる】のではないでしょうか。

2 個にも全体にも目を向けよう

  『発達障害傾向』のある人は、ひとりで生きているわけではありません。

  学級で、その子だけを特別扱いしたら、周囲はどう思うでしょう。

  『配慮をする』≠『特別扱い』ではないことを、意識したいものです。

3 二次障害を生じさせない配慮をしよう

  『発達障害傾向』から生じた言動から、その子(人)を追い詰めてしまい、二次障害が発生しないようにしましょう。

「イライラしてきた」ら、クールダウンができる場所を、あらかじめ設定しておいたら、どうでしょうか。

  その子(人)の気持ちを推測し、それに即した支援を心掛けましょう。

 

ここまで、毎回お読みいただき、ありがとうございました。

いかがだったでしょうか。

みなさまが【発達障害(碍)】及びその傾向について、関心を深めていただければ、幸いです。

マザーテレサの言葉にあるように、『愛情の反対は無関心』なのですから。

 

次回からは、今までの話題と深く関連する【不登校】について取り上げていきます。

また、どうぞご参加ください。

   

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