自己肯定感を高めよう8
生徒たちとの全員面接において、当初彼らは(私には、よいところなんて何もない)と言うと、以前お話しました。
しかし、わずか7,8分の会話の中で、(アンケートの字がきれい)、(部活愛を熱く語る)、(祖父がつけた名前の由来を説明する)等、彼ら自身の良さ=ストレングスを思いがけずに、発見することがありました。そのときに、(さっき、良いところなんて何もないって、言ってたけど、あるじゃない❗)と話すと、(こんなことでいいの?)と言いながらも、満更でもない表情を浮かべます。
思春期の彼らですから、(本当?うれしいっ)とは言いませんが、表情から簡単に彼らのうれしさを想像できます。
わずか7,8分の面接で発見できる良さ=ストレングスに、それまでにどうして気づいていなかったのでしょうか。
それは、それまでに周囲から認められた、評価されたという体験が少ないからではないでしょうか。
彼らと同じように周囲も、ネガティブなものの見方をしているからではないかと思います。ここで言う(周囲)とは、あなたや私のことです。
その証拠に、国際的な調査で(あなたは、大切な人であるか)という質問に対して、アメリカや中国の若者の6割から8割が(はい)と答えるのに対して、日本の若者で(はい)と答える割合は3割以下というデータがあります。
あなたも私もかつては若者でした。
ストレングス探しの難しさ、自己肯定感の低さは、今に始まったことではないのです。