自分の気持ちとの上手な付き合い方~自分を分かってもらおう~12

【自分の気持ちとの上手な付き合い方】を考えるきっかけ(5月6月7月例会の共通のテーマです)

みなさんは、「日頃は笑って済ませる、ささいな言動に妙にイラついてしまい、自分で自分の心をもて余したり」と言う体験をされたこ

とがありませんか。

時間の経過とともに、薄らいでいってくれるとよいのですが、時には、そうした思いが心の中に沈殿して、次第に心がネガティブな方向

に傾き、人によっては【孤独】や【生きづらさ】を感じることもあるものです。

そんな状況から、自由な自分を取り戻しましょう。

そして、その時に大切にしたいことは、「ネガティブな考えをしてはいけない!」と頑張りすぎるのではなく、自分のなかに

ある『ポジティブな心』とも『ネガティブな心』とも、上手に付き合っていくことです。

そのための考え・スキルについて、3回のコミュニケーションカフェで、取り組んでいきます。

今回からの第3回目7月例会では、『自分を分かってもらおう』に焦点を当てました。

 

コミュニケーシスキル 第1部 聴く力

1【あなたは、良い聴き手ですか?】チェック(以前のブログに詳細が乗っていますので、お試しください

第一【言葉の応答に限らず、身体全体・心も合わせて、話を聴けているか?】

第二【相手の話を取ってしまわないか?】

第三【相手と、話の波長合わせをする】 

2【傾聴について】

第一【話を聴くかまえをつくる】

第ニ声の大きさ・トーン・話す速さを相手に合わせる】(前回までのブログ参照)

第三相手の言葉を待つ 「何を言わないか」「自分の言葉で語る」が大切】

第四わかったつもりにならない  評価しない】(前回までのブログ参照)

ここで、【聴く力】については、一度終了します。

 

ここから、【話す力】についてお話していきます。

コミュニケーシスキル 第2部 話す力

以前にも、お話しましたが、「私は話すことが苦手で…」と言われる方は、沢山いらっしゃいます。

あなたは、いかがですか?

「たくさんの人の前でスピーチすることが苦手」と言われる方の気持ちは、確かに分からないではないですよね。

「人前に出ると、それだけでドキドキしてきて‥」「たくさんの人を見ると、頭の中が真っ白になってしまって」等、ありますよね。

しかし、親しい人との会話でも、何だか『自分の気持ちが伝わらない』『言いたいことが誤解されてしまう』『一生懸命に話しているの

に、スルーされてしまった』等は、なぜでしょうか?

それは、世間でよく言われる表現や、使われている言葉をそのまま使っているからではないでしょうか?

例えば、こんな新聞記事を読まれたことって、ありませんか?

〇 「‥‥選手は、悔しさに唇を噛んだ。」

〇 「‥‥彼女は、旬の食材に舌鼓をうった。」

〇 「‥‥彼は、怒りに拳を硬く握った。」等等

確かに、分かりますよね。

しかし、あまりにも常套句で、手垢がついた言葉ではないでしょうか。

もう少し、自分なりの表現がなければ、「ああ、なるほどね」と軽くスルーされるのではないでしょうか。

みなさんの会話でも、同じことが言えるのではないでしょうか?

やはり、誰でもが使う言葉では、相手の心に届かないのではないでしょうか。

そこで、

1【自分の言葉で話してみよう】

について、次回から考えていきましょう。

 

 

 

こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケーションカフェ】

を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをご覧ください。