コミュニケーションカフェ8月例会【思春期の人たちへ】⑪
『夏休みの1DAY講座として、子どもへの保護者の思いに焦点を当てた取り組みをやりませんか』とのお誘いを受け、『夏休み』とい
う機会を生かし、コミュニケーションカフェの8月例会でも、この内容に取り組んでいきます。
よろしくお付き合いください。
また、ご都合よろしければ、ぜひご参加ください。
1 思春期とはいつでしょうか?(8月2日ブログより)
2 あるお母さんからの相談(8月3日ブログより)
3 なぜ、『勉強しない』のでしょうか?(8月4日ブログより)
4 『やればできる』は本当でしょうか?(8月5日ブログより)
5 『やればできる』を気休めの言葉にしないためには(8月6日ブログより)
6 『約束をする』って、どういうことでしょうか?(8月7日ブログより)
7 今、子どもたちに必要なことは何でしょうか?
① 子どもたちの【承認欲求】は、どうして高まってきたのでしょうか?(8月8日ブログより)
② 子どもたちの【承認欲求】は、【自信の無さ】の表れ?(8月9日ブログより)
③ 【自分が全く価値がないと感じている子ども】に、『心のエネルギー』を充填しましょう。(8月10日ブログより)
④ 【自己肯定感】を高めたい(8月11日ブログより)
8 今、私たち大人は何ができるのでしょうか。
今、実際に子どもを養育している立場であろうとも、すでに子育てを終了していようとも、そして日頃子どもと関わりのない生活をして
いようとも、私たち大人には【子どもたちがのびのびと生きていく】ことをサポートする役割があると考えます。
では、実際に何ができるでしょうか。
また、何をすべきでしょうか。
第一に、子どもたちの居場所づくりを考えます。
もちろん、具体的な居場所(放課後に自由に集まれる場所等)もそうでしょうが、ここでは子どもたちの【心の居場所】を考えます。
以前に、『マズローの欲求階層説』についてお話しました。
すなわち、『毎日の生活の中で安心・安全を得ることができなければ、また周囲からの承認を得ることができなければ、人間本来が持っ
ている自己実現への望み等は生じない』ということです。
私たちは、世界に点在する難民キャンプに住んでいるわけではありません。
爆弾が墜ちてきて、いつ死ぬか分からないという状況ではありません。
しかし、授業中に間違えた解答をしたときに、「ちぇっ」「あ~あ」等と聞こえるように言われたとしたら、それは『安心安全な居場
所』とは言えるでしょうか。
また、日頃から落ち着きのない子どもが何かミスしたときに、「だからお前は‥」「いつもできない」等と言われたら、それも『安心安
全な居場所』とは言えるでしょうか。
子どもにとって、『安心安全な居場所』をつくりましょう。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。