コミュニケーションカフェ7月例会より⑧思い込みを変えるアサーティブな力③
コミュニケーションカフェ7月例会のOnline版は18日に実施し、リアル版は25日に実施しました。
6月例会に引き続き、【思い込み】に気づき是正することで、『生きていくことが楽な生き方』、『心地よい関係づくり』を実現したい
と考えています。
さて、【思い込み】が変わると、【行動】が変わり、【結果】も変わると考えます。
(信念ー思い込み➡思考➡感情➡生理的反応➡行動➡結果 というシステムについては、以前のブログをご覧ください)
【思い込み】を変えることは難しいですが、『生きていくことが楽な生き方』、『心地よい関係づくり』を実現するために、少しずつ
ものごとを異なる価値基準でとらえ直すための『体力』=コミュニケーションにおいて大切な力であるーソーシャルスキル、とりわけア
サーティブな力を身に付けていきましょう。
アサーティブとは、『私はOK、あなたもOK』という考えです。
そのスキルについて、【悩みの種の整理】【プランB】を紹介してきました。
これらは、言わば【日常から身に付ける】スキルと考えます。
一方、【その場で役立つ】スキルもあります。
対処療法と言えますが、『楽な』『心地よさ』を得ることができるので、試してみる価値は大いにあると考えます。
【呼吸法】
『ゆっくり吸って、ゆっくり吐く‥』という【呼吸法】の効能については、聞かれたことがあるかと思います。
この方法の何が、どんな点が優れているのでしょうか。
それは、ゆっくり息を吐きだすことで、【副交感神経】が優位に立ちます。
そのため、私たちはとてもリラックスした気持ちになるのです。
(ご存じかと思いますが、私たちの体は【交感神経】と【副交感神経】が支配していて、その場合場面によって、どちらかが優位となり
ます。例えば、これから試合に臨むという気合が入った状態では、【交感神経】がバリバリの状態となっています。)
ぜひ、一度試してみてください。
このことで、先日興味深い話を聞きました。
夜眠れないときに、『羊が1匹』『羊が2匹』‥と数えるという話がありますね。
でも、どう考えても、この数え方で眠くなるとは思えません。
むしろ、「しっかり数えなくちゃ」と思って、目がさえてしまうのではないでしょうか。
ここでは、日本語ではなく、英語で数えてください。
『One sheep』と言い、sheepで息を長く吐いてください。
そして『Two sheep』と続けてください。
(sheepは複数になっても、sheepのままというのが、この話のミソかと思います)
こうして、息を長く吐くことで、【副交感神経】が優位となり、リラックスできて眠りにつく‥ということです。
眠るときばかりでなく、日常で緊張した場合にも試してみてください。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。