若者のトリセツ【やさしさが止まらない】⑥

『ユーメッセージ』よりも『アイメッージ』で話すことによる効果について、さまざまな機会でお話してきました。

しかし、このごろの大学の授業での様子を見ると、そもそも学生たちは『ユーメッセージ』で話しません。

ほとんど全員が初めから『アイメッセージ』で話しているのです。

それも、かなり卑屈な言い方をしています。

どうして大学生は、事例(以前のブログ参照)の場面でも、相手に謝罪を要求せず、妙に物わかりの良い人を演じているのでしょうか。

 

このことを考えるために、さらに別の 事例 女子大学生からの相談(前回のブログ参照) を紹介しました。

ここに、『』付きで表現した若者の『やさしさ』を感じます。

と言うよりも、『本音』を言えない、言うことが怖い、そして『傷つくことが怖い』若者の姿を感じています。

 

『いつも遅刻してくる友人』を、今まで何も言わずに受け入れてきたが、それは返って『相手のためにならないのでは?』と思い、注意

したところ、相手からは何も反省の弁がなく、かえって周囲の友人から避難をうけたということを、みなさんはどう思われますか?

いくつかの視点で考えてみましょう。

① 『いつも遅刻してくる友人』を、受け入れてきたということに、私の年代では驚きます。

 こういう対応を、いわゆる今の若者の『やさしさ』と言うのでしょうか。

 しかし、多くの人が感じられているように、これは本来の『やさしさ』とは違いますよね。

 と言うよりも、『もめ事を起こしたくない』『波風を立てたくない』ということではないでしょうか。

 つまり、『自分が傷つくことが怖い』からではないでしょうか。

 周囲の友人たちの反応も同じですよね。

 みんな、『面倒くさいことはイヤ』『傷つきたくない』ということだと思います。

 それは、果たして『友情』でしょうか?

② 『いつも遅刻してくる友人』は、本当に友人ですか?

 この事例を相談してくれた当事者は、『いつも遅刻してくる友人』を、友人と考えていますが、相手はどう思っているでしょうか?

 意地悪く考えてみると、『都合のよい相手』と見ているのではないでしょうか。

 もしも、本当に友人として考え、大切に思っているのならば、こうした対応はしないのではないでしょうか。

 サイコパスとまでは言いませんが、自分の都合で利用しているように思えてしまいます。

 

本当に、彼女と友人関係を続ける必要はあるでしょうか?

みなさんは、どのように思われますか?

 

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