自分の気持ちとの上手な付き合い方~自分を好きになりましょう~23
【自分の気持ちとの上手な付き合い方】を考えるきっかけ(5月6月7月例会の共通のテーマです)
みなさんは、「日頃は笑って済ませる、ささいな言動に妙にイラついてしまい、自分で自分の心をもて余したり」と言う体験をされたこ
とがありませんか。
時間の経過とともに、薄らいでいってくれるとよいのですが、時には、そうした思いが心の中に沈殿して、次第に心がネガティブな方向
に傾き、人によっては【孤独】や【生きづらさ】を感じることもあるものです。
そんな状況から、自由な自分を取り戻しましょう。
そして、その時に大切にしたいことは、「ネガティブな考えをしてはいけない!」と頑張りすぎるのではなく、自分のなかに
ある『ポジティブな心』とも『ネガティブな心』とも、上手に付き合っていくことです。
そのための考え・スキルについて、3回のコミュニケーションカフェで、取り組んでいきます。
今回からの第2回目6月例会では、『自分を好きになりましょう』に焦点を当てました。
この続きが、長くなり過ぎましたので、ここでタイトルのみに割愛します。
詳しくは、以前のブログをご覧になってください。
第1部 現在の大学生の人間関係の傾向
第2部 現在の子どもたちの人間関係の傾向
第3部 子どもたちが、【ボッチ】を怖れる理由
第4部 嫌われる勇気を持ち続けられるか?
第5部 自己肯定感を取り戻して、自分を好きになりましょう
第6部 自己肯定感の基礎知識のおさらい
第7部 自己肯定感の『高い』『低い』の具体的な違い
第8部 考え方のクセの功罪
第9部 アサーション(前回から続いています)
アサーションとは、一体何でしょうか?
【私はOK あなたもOK という関係性】のことです。
さて、人と人とのかかわり方は、以下の3種類に分類することができます。
①ジャイアン的対応 一方的に相手を責めるケースですが、これを【攻撃的対応】と言います。
②のび太的対応 ひたすら自分が我慢するケースですが、これを【被攻撃的対応】と言います。
③しずかちゃん的対応 一方的に相手を非難するのではなく、かといって自分がずっと我慢するのでもなく、相手を尊重しながらも自分
の主張を述べるケースですが、これを【アサーティブ的対応】と言います。
この場合は、こちらも相手も結果的に【満足】できることとなります。
いかがでしょうか?
【アサーション】について具体的に理解していただけたのではないでしょうか。
第10部 アサーションスキルの紹介
5月のコミュニケーションカフェより、毎月2種類ずつ紹介しています。
① 2段構え作戦
あの『ダイエットしていたのに、スイーツを食べてしまった女性』のケースで詳しくお話したので、今回は簡単に。
『プランAに失敗したら、執着しないでプランBに移行する』という作戦です。
その詳細は
❶ 事前に「もしも‥」を考えておく。
❷ 本来の案が✖になったら、次善策へ。
❸ 次善策でOKだったら、それでOK。
という具合です。
ここで、意識していただきたいことは、『執着しない』『次善策でOKならばそれでOK』という考え方です。
真面目な方ですと、「もう少し頑張れば何とかなるかもしれないから、再度チャレンジしよう」と考えたり、「何とかBプランでうまく
いったけど、これは本来のAプランじゃないからなぁ」と、自分の成果を認めようとしない場合があります。
どうぞ、そんなこだわりは捨ててください。
仮に、どうしてもAプランでなきゃだめだとしたら、またそういう機会が現れます。
そんなに、自分をいじめるのはやめましょう。
こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケーションカフェ】
を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをご覧ください。