自分の気持ちとの上手な付き合い方~自分をそのまま受け入れましょう~コミュニケーションカフェ5月例会より

考えるきっかけ

みなさんは、「日頃は笑って済ませる、ささいな言動に妙にイラついてしまい、自分で自分の心をもて余したり」と言う体験をされたこ

とがありませんか。

時間の経過とともに、薄らいでいってくれるとよいのですが、時には、そうした思いが心の中に沈殿して、次第に心がネガティブな方向

に傾き、人によっては【孤独】や【生きづらさ】を感じることもあるものです。

そんな状況から、自由な自分を取り戻しましょう。

そして、その時に大切にしたいことは、「ネガティブな考えをしてはいけない!」と頑張りすぎるのではなく、自分のなかにある『ポジ

ティブな心』とも『ネガティブな心』とも、上手に付き合っていくことです。

そのための考え・スキルについて、3回のコミュニケーションカフェで、取り組んでいきます。

まず第1回目5月例会では、『自分をそのまま受け入れましょう』に焦点を当てます。

 

『自分をそのまま受け入れましょう』の内容

【人は言われたとおりに育つ】ということを糸口として、私たちの認知と行動のつながりのシステム (①信念 ➡ ②思考 

➡ ③感情 ➡ ④生理的反応 ➡ ⑤行動 ➡ ⑥結果)について考えています。

この流れのどこかを断ち切ることで、『イライラ』や『ゆううつ』な気持ちから、自分本来の気持ちを自由にしましょう。

これまでに、第一段階の【信念】第二段階の【思考】、第三段階の【感情】について考えてきました。(詳細は、以前のブログを参照

ください)

 

前回からは、第四段階生理的反応について、お話しています。

不快な感情が蓄積してくると、そうした気持ちが、身体面にも表れてきます。

【心】の変化が【身体】の変化に結びついているのです。

そんな生理的反応にどのように対処していきましょうか。

適切な、そして取り組みやすい無対処方法としては、『リラクゼーション』が考えられます。

緊張を開放する方法として、さまざまな場面で紹介されているので、ご存じの方も多いかと思います。

❶息を吐く

❷ゆっくり吸って1秒止める

❸ゆっくり吐いてため息をつく

❹手と肩をだらんとさせる

❺わずかに口を開け、あごの力を緩める

いかがですか?

できれば、マスクをはずして心置きなく取り組んでみたいですが、マスクがあると、かえって❺は取り組みやすいかもしれません。

ぜひ、ためしてみてください。

 

次回は、第五段階行動について考えます。

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをご覧ください。