未来の教員を目指す学生と関わって②

置かれている状況がどのように異なるかと言うと‥

2年生は、まだまだのんびりしています。

教職についても、「教員になりたい」思いと、「一般企業に就職するつもりだが、安全策として教員免許をとっておく」思いが拮抗して

いるように感じています。

3年生になると、教育実習を身近に感じて、「先生になる」ことの現実感が高まってきます。

そして4年生になると、さらにこの時期ですと教育実習も、採用試験も終わっています。

そこで、あと半年足らずで教員となることへの不安感が高まっています。

そのため、授業後に提出する『振り返りシート』への記述が、彼ら4年生の揺れ動く気持ちを序実に表しています。

例えば

「昔から教師というものに、憧れてきましたが、自分の欲求を満たしたいだけだったと気が付きました。教育実習の様子を振り返ると、

やはり自分は教員には向いていないと思います。しかし、以前から『教員になりたい』と周囲に言ってきたため、周囲からの期待がすご

いです。これからは、もっと自分のことを考えて生きていきたい‥」

という文章からは、揺れ動く4年生の気持ちがこちらへ迫ってきます。

彼がどのような最終決断をしようとも、彼の将来に幸多かれと祈りたいです。

 

 

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