子育て支援ワンコインセミナー 【子どもの心が分からない~思春期のトリセツ~】解説編23考え方の修正
1日から、今月開催したコミュニケーションカフェ3月例会について、説明しています。
その内容として(詳細は、以前のブログ参照)
1 【思春期の特徴】について、2回にわたってお話しました。
2 このセミナーの中心として、二つの柱を考えました。
① 子ども話の聴き方
② 子どもの意欲の高め方
3 【子どもの話の聴き方】については5回にわたって、お話しました。
4 【子どもの意欲の高め方】についても、お話しました。
5 3月16日の【セミナーリアル版の報告】
6 3月20日の【セミナーリアル版の報告】
7 3月21日の【セミナーOnline版の報告】
8 【学習性無力感】について
事例① 学校での『できる』『やる』の事例
小さな頃から「何をやらせても長続きしない子」と、周囲から言われてきたAくんのケース(詳細は、以前のブログ参照)
事例② 家庭での『できる』『やる』の事例
家庭内において、自分のことしかしようとしないので、周囲から『自己中』と言われてきたBさんのケース
これまで、思春期の子どもの【特徴】を基に、【子どもの話の聴き方】【子どもの意欲の高め方】について、考えてきました。
そこで、ここからは、そうした子どもたちに対して、私たちはどのようなサポートができるかについて、考えていきます。
9 周囲の大人として、私たちにできることは?
子どもが、何かをやろうとする(自己実現を図ろうとする)場面を、以下の3段階と考えてみました。
第1段階 約束をするとき(目標設定)
第2段階 計画・プランをつくるとき
第3段階 活動しているとき
第1段階については、以前にお話したので省略します。
第2段階で、まず考えたいことは、【学習性無力感】や【自己肯定感が低い】子どもへの対応です。
(【学習性無力感】については上述、【自己肯定感が低い】については過去に何度も説明しているので省略します)
思春期の子どもたちには、多かれ少なかれこうした傾向があるのではないかと考えます。
こうした子どもたちによく見られる傾向としては、『一度の失敗で全てがダメと思いこんでしまう考え方のクセ』があります。
卑近な例としては、『ダイエットのためにケーキを食べないと、決意していたが食べてしまった』ときに、「私は何て意志が弱いのだ
ろう。こんなことすらできないから、何をやってもダメなんだ」と決めつけてしまう人のことです。
どうして、自分をそんなに責めるのでしょうか。
たかがケーキを食べただけですよ。
それが、どうして人間性にまで関係するのでしょうか。
ここに、【考え方のクセ】があるからです。
そこで、その【考え方のクセ】を修正しましょう。
そのための方法として、『スモールステップ』と『プランB』という作戦を考えました。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをご覧ください。