子育て支援ワンコインセミナー 【子どもの心が分からない~思春期のトリセツ~】解説編⑩子どもの意欲の高め方
1日から、3月中旬から下旬に開催するコミュニケーションカフェ3月例会について、説明しています。
まずは【思春期の特徴】について、2回にわたってお話してきました。(以前のブログ参照)
1 身体の急激な変化
2 心の急激な変化
3 他者との関係性の変化
次に、このセミナーの中心として、二つの柱を考えてみました。
1 子ども話の聴き方
2 子どもの意欲の高め方
一つ目の柱である【子どもの話の聴き方】については5回にわたって、お話してきました。(以前のブログ参照)
詳しくは、今月開催する(詳細は下記の案内をご覧ください)セミナーで、参加者のみなさんと話し合っていきます。
そして、今回からは【子どもの意欲の高め方】について、考えていきます。
『うちの子は、全くやる気がない』といった嘆きの声を、教員としてもカウンセラーとしても、よく耳にしてきました。
例えば、「うちの子は全く勉強しようという意欲がありません。私がつきっきりで、やらせたほうがよいのでしょうか?」といったお悩
みの相談がありましたが、その一方「うちの子は全く勉強しようという意欲がありません。意欲が出てくるまで、待つしかないですよ
ね」といった相談も受けたことがあります。
さぁ、みなさんに質問です。
みなさんは、どちらの考え方に納得されますか?
私は、保護者の悩みは分かりますが、どちらも少しずれているなぁと考えます。
このことを考える前に、今とても人気がある野球の大谷翔平選手や、将棋の藤井壮太五冠のことを思い出してみましょう。
私たちは、彼等の活躍を見ると、その強さに驚くとともに、気持ちよさを感じます。
どうして、気持ちよさを感じるのでしょうか。
それは、彼らが持って生まれた才能に甘えることなく、また悲壮感をもって死に物狂いで努力するのではなく、それぞれが『野球大好
き。野球やっていた楽しい』『将棋大好き。将棋やっていて楽しい』と思って、取り組んでいるからではないでしょうか。
その嬉しそうな姿を見て、私たちは気持ちよさを感じるのではないでしょうか。
次回、このことと【意欲】がつながっていく‥‥
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください