コミュニケーションカフェ8月例会【思春期の人たちへ】⑬
『夏休みの1DAY講座として、子どもへの保護者の思いに焦点を当てた取り組みをやりませんか』とのお誘いを受け、『夏休み』とい
う機会を生かし、コミュニケーションカフェの8月例会でも、この内容に取り組んでいきます。
よろしくお付き合いください。
また、ご都合よろしければ、ぜひご参加ください。
1 思春期とはいつでしょうか?(8月2日ブログより)
2 あるお母さんからの相談(8月3日ブログより)
3 なぜ、『勉強しない』のでしょうか?(8月4日ブログより)
4 『やればできる』は本当でしょうか?(8月5日ブログより)
5 『やればできる』を気休めの言葉にしないためには(8月6日ブログより)
6 『約束をする』って、どういうことでしょうか?(8月7日ブログより)
7 今、子どもたちに必要なことは何でしょうか?
① 子どもたちの【承認欲求】は、どうして高まってきたのでしょうか?(8月8日ブログより)
② 子どもたちの【承認欲求】は、【自信の無さ】の表れ?(8月9日ブログより)
③ 【自分が全く価値がないと感じている子ども】に、『心のエネルギー』を充填しましょう。(8月10日ブログより)
④ 【自己肯定感】を高めたい(8月11日ブログより)
8 今、私たち大人は何ができるのでしょうか。(8月12日ブログより)
9 子どもにとって、『安心安全な居場所』をつくるために(8月13日ブログより)
10そのために何ができるでしょうか。
この作文は、私が教えている大学の授業でも紹介しました。
大学2年生の彼らは20才。
そこで、5年前の自分自身を思い出して、中学3年生である筆者に対して『体験からのアドバイス』を書いてもらいました。
『親の言うことなんて気にするな』『自分の行きたい学校へ行って、見返してやれ』『私もよく似た体験をしたけど、そんなことどうで
もよくなるから、頑張れ』『子どもへの接し方が下手な親御さんと思います。悪気はないと思うよ』等、さまざまな意見があり、中学生
に紹介しました。
『僕の作文を、こんなに考えてもらって‥』と、多くの先輩が真剣に考えてくれたことに、勇気づけられたようでした。
さぁ、大学生と異なり、中学3年生とは年齢も立場も違う私たち大人は、何ができるでしょうか?
① 同じ土俵で話し合ってみましょう。
この特集の初めに紹介した『約束を守らない子ども』の事例の際にも話したことですが、初めから上下関係がある上での約束は、どうし
ても上の人の思いどおりになってしまうものではありませんか?
ですから、きちんと落ち着いた場面で(テレビやSNSなどを消して)、子どもの意見をきちんと聴きましょう。
その際に、子どもが一言言うたびに、「それは違う」といちいち反論していたら、子どもは「あ~あ、やっぱり言うんじゃなかった」と
思い、もう話してはくれないでしょう。
大人から見ると、自分勝手な脈絡のないことを言うかもしれません。
ですが、そうだからこそ『成長途中』の子どもなのです。
そして、双方の話し合いの【落としどころ】(文科省は合意形成と言います)を見つけましょう。
その場面でこそ、人生の先輩である親御さんがリードして、【落としどころ】を決めましょう。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。