コミュニケーションカフェ4月例会のお知らせ-7
前回から、『リソース』についてお話しています。
そして、『リソース』は受け取る側の価値判断で、『リソース』となる人もいれば、ならない人もいるということが大きな特徴と考えら
れます。
なぜ、そうしたことが起きるのでしょうか。
さらに、どうすれば『リソース』を見つけることができるでしょうか。
今回は、このことを考えます。
例えば、1枚の写真を見て「青いものは、何がありますか?」と尋ねられて、「右側の女の人の服」「部屋の机の上にある置物」等と答
えたとしましょう。
そう答えた後に、「では、今赤いものは何がありましたか?」と尋ねられると、自分でも驚くほどに何も答えられません。
このように、私たちはさまざまなものを見ようとも、【見たいものしか見ていない】ことがよく分かります。
また、人込みの雑踏の中でも、なぜか知っている声を聞き取ることができますよね。
このように、私たちは自分の判断で、多くの情報の中から「何か」を選び取って認識しています。
そして、この選び方は、人によって違います。
ですから、同じことがら・状況と出会っても、人によってそれが『リソース』となるか否かは、違ってくるわけです。
これも一つの個性と言えるのでしょうね。
では、どうすれば『私にとってのリソース』を見つけることができるのでしょうか。
SNSで探してみると、さまざまな調査法や試験紙などを見つけることができます。
ただ、私自身がちょっとなじめないので、今回は違うアプローチをしたいと思います。(この方法を選ばれている方もたくさんいらっし
ゃいます)
それは、自分自身の『過去の体験から探し出す』という方法です。
例えば、前回お話した『私自身の教え子さんたちに助けてもらった話』、また『子どもの頃の夢を実現した恐竜学者の話』もそれぞれの
過去の体験に基づいていますよね。
そうならば、自分自身の過去の体験を振り返ってみましょう。
自分の中にある『いいもの』『いいこと』を探すようなイメージで探してみましょう。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。