コミュニケーションカフェ4月例会のお知らせ-5
では、【ストレングス】にはどのようなものがあるでしょうか。(前回のブログより)
一例として、以下の領域での分類があります。
①知恵と知識 ストレングスとして 独創性・好奇心興味・判断・向学心・見通し
②勇気 勇敢・勤勉・誠実性・熱意
③人間性 愛する力愛される力・親切・社会的知能
④正義 チームワーク・平等公平・リーダーシップ
⑤節度 寛大・謙虚・思慮深さ・慎重
⑥超越性 審美心・感謝・希望楽観性・ユーモア遊戯心・精神性
この分類を見て、どのように思われましたか?
『勤勉』『リーダーシップ』等は納得される方も多いでしょうが、『審美心』『社会的知能』とは一体何かと思われる方もいることでし
ょう。
こうしたところにも、本来『ケア』の分野の考え方であり、私たちには馴染みのない世界であったことが影響しているかもしれません。
そこで、ちょっとだけ『ケアプラン』作成の場面での【ストレングス】の生かし方を参考として、見てみましょう。
例えば
①本人が大切にしている人やものの活動は何だろうか
②本人が興味をもっていることは何だろうか?
③本人がやっていると楽しいと感じることは何だろうか? 等です。
【ストレングス】を生かすときには、肖像画のジグソーパズルを完成させるように、何もない台紙の上に、その人の『情報のピース』を
置いていきます。初めは、何か分からない状態ですが、ピースが増えていくと、その人の肖像画が見えてきます。そして、福祉の『ケ
ア』の場面では、その人がポジティブに生きていくために必要な『ケアプラン』が見えてくるのです。
どうでしょうか。
このように考えてくると、私たちがよく耳にする『リソース』の考え方と似ているように思います。
そこで、明日は『リソース』について考えていきましょう。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。