コミュニケーションカフェ for teachers 7 学校へ来にくい子とのかかわり方⑥
第1回のテーマは『学級の初日に何を話しますか?』でした。
今回の話し合いで、先輩の先生方から適切なアドバイスがいくつかありました。【詳しくは、以前のブログを参照】
そして、話し合いが進むに連れて、参加者から「欠席した子どもに対して、皆さんならばどうしますか?」という質問がありました。
ここでの【欠席した子ども】とは、単に体調不良で欠席したのではなく、【不登校】と言われている子どもに対して、【どのようなアプ
ローチ】をすれば良いかについてのことと察します。
この件については、以下の発言がありました。
①該当の子どもが先入観を感じないようにしたい【詳しくは、以前のブログを参照】
②一緒に、【今までとは違う生き方】への扉を開きたい【詳しくは、以前のブログを参照】
③該当の子どもや保護者との関係を深めたい【詳しくは、以前のブログを参照】
④該当の子どもたちに学力を保障したい【詳しくは、以前のブログを参照】
そして、今日は以下のことについて考えます。
⑤担任ひとりで、背負ってしまわない
【不登校】は、とても大きな課題であり、各ケースごとに異なる事情があります。
以前に話したように『おばあちゃんとママの関係の悪さに心を痛めた小学校4年生の男子は「僕が学校へ行っている間に、ママがおばあ
ちゃんからいじめられるのではないか。学校なんかに行っている場合じゃない」と考え、登校できなくなりました』といったケースはど
うでしょうか。
この【不登校】の原因は、一教員が頑張って解決できるものではありません。
かと言って、【校内での嫌がらせ行為】を発端として【不登校】だとしても、加害側の子どものことを考えると、一教員だけで解決でき
るほど簡単なことではありません。
やはり、【不登校】に限らず、大きな根深い問題の場合には【チーム学校】として、教員が学年→学校が一丸となるばかりでなく、必要
に応じてスクールカウンセラーや法律家など、さまざまな職種の人の力を借りるべきと考えます。
そのためにも、日頃からの学年、学校全体の体制づくりが肝要とも言えるでしょう。
もちろん、昨今のさまざまな問題を考えると、【不登校】ばかりでなく他の問題に関しても、【チーム学校】という体制づくりが必要不
可欠とも言えるでしょう。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。