なごみつカルチャー④今日の言葉【言葉はギフト】その3

ご縁があり、名古屋栄にある三越のミニミニカルチャースクール(なごみつカルチャー)で、お話をしました。

『大切な人に思いを伝えるためのコミュニケーション』という内容について、ここではそのエッセンスについてお話しています。

今までお話したこと

1 まず、話を聴きましょう

【傾聴】を具体的にしてみると(6/19のブログをご覧ください)

【相手の話を聴けない人の特徴】って?(6/20のブログをご覧ください)

2 どの対応パターンを選びますか?

①実例より、3種類の行動パターンの紹介(6/21のブログをご覧ください)

そして、みなさんのお役に立つスキルの紹介

日頃から身に付けておきたい【アサーションスキル】

その1スモールステップ(6/22のブログをご覧ください)

その2悩みの種子の整理(6/23のブログをご覧ください)

その場で役立つ【アサーションスキル】

その1私っていい人 幸せ貯金(6/24のブログをご覧ください)

その2鏡に向かってポジティブな言葉を(6/25のブログをご覧ください)

3 話を伝えやすいスキルを会得しよう

心掛けたいこと【自分の言葉で話してみよう】(6/26のブログをご覧ください)

言葉はギフトと考えて(6/27のブログをご覧ください)

相手に対して悪口・中傷の類を投げかけるよりも、『どのようにすることが望ましいか』を伝えるー贈り物となる言葉を伝えましょう。

伝えたいのは命令ではなく、思い

『息子が約束を守らないことに腹を立てている立父親』の事例が、とても象徴的かと思いますが、『自分が本当は何をしたいのかが

混乱している』人をよく見かけます。

どういうことかと言うと、この場合父親が子どもに望んでいることは、『勉強とゲームの切り替えの約束を守る』ということのはずで

す。

ですから、子どもにそのように伝えればよいわけです。

しかし、父親はそうした【気持ち】を伝えるよりも、【父親としての権威】で押し切ろうとしています。

それはなぜでしょうか。

それは、父親自身が自分の父親(子どもにとっては祖父)から、そのようにしつけられて育ってきたので、他の方法を知らないからでは

ないでしょうか。

また、今まで【父親としての権威】で、家庭内のさまざまな出来事を解決してきたという経験値がそうさせているのかもしれません。

ひょっとしたら、冷静に子どもと対等な関係で話すことに慣れていないので、気恥ずかしいのかもしれません。

とにかく、父親は父親自身の当初の目的と異なり、『ごくありきたり』のことを話すのですから、子どもちは『大したことではない』と

思ってしまうのではないでしょうか。

伝えたいのは『思い』であって、決して『権威による命令』ではないことを忘れないようにしましょう。

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。