なごみつカルチャー②今日の言葉【心の速さは言葉の速さより遅い】

ご縁があり、名古屋栄にある三越のミニミニカルチャースクール(なごみつカルチャー)で、お話をしました。

『大切な人に思いを伝えるためのコミュニケーション』というタイトルで、4回シリーズで取り組みました。

前回は、全プログラムの概要について説明しましたが、今回からは1回ずつの内容についてお話します。

1 まず、話を聴きましょう

多くの方が、【傾聴】という言葉を聞かれたことがあると思います。

しかし、『きちんと相手の話を聴こう』の大切さは分かっても、具体的にどのようにすれば良いかが分からない方が大半ではないかと思

います。

そこで、『どのように聴けばよいか』すなわち【How  to  傾聴】について、考えてみましょう。

①話を聴く【かまえ】をつくる

『さぁ、これからあなたの話を聴くよ。時間はあるから、ゆっくりと話してみて』と、口に出して言い、相手を待ちましょう。

②声の大きさ・トーン・話す速さを相手に合わせる

『あの‥この前の土曜日に‥雨が降ってて‥』と小さな声で話す相手に対しては、聴く側も同じような声の大きさ・ゆったりとした速さ

で聴きましょう。

今日の言葉【心の速さは言葉の速さよりも遅い】

③相手の言葉を待つ

『言うことよりも、言わないことの方が大切』な場合があります。

相手が言い淀んでいるときに、話をリードしてしまわないようにしましょう。

④分かったつもりにならない・評価しない

相手は『私の話を聴いてほしい』と思っていますが、『私の話を、あなたの力で解決してほしい』と思っているわけではありません。

相手の気持ちを【分かち合い】ましょう。

評価する『判る』ではなく、原因を『解る』ではなく、気持ちを『分かる』ことが大切なのです。

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。