おめでとう!夢をかなえて小学校の先生になったハッピー物語24 教員採用試験面接編

苦節8年で、講師から採用試験に合格したハッピーの「教員採用試験対策」。今日も【面接】についての話題が続きます

目下、多くのみなさんが悩むところの『集団面接の司会に立候補すべきか』についての検討を続けています。

『立候補して司会で頑張っても、すべてのケースで+評価になるとは限らない』という私の見解について、昨日から以下の三つの問題点を取り上げて考えています。(題材となる事例の詳細については、昨日のブログをご覧ください。)

○○という意見と△△という意見に集約することは、みんなが納得しているか。Aさんだけの考えで、押し切っていないか。

司会のAさんは、面接官が設定した討議の時間を気にするあまり、結論を出すことを焦りすぎ、一人一人の意見の真意を問うことなく、流してしまっていました。少なくとも、『この二つの意見に絞ってよろしいですか?』と、全員に尋ねることは必要でしょう。

発言しなかった(できなかった?)人に対して、何らかの働きかけをしてみるべきではなかったか。

たくさんの受験者の中には、毎年『自分の考えを発表することに消極的な人』がいるものです。司会としては、正直苦労するところでしょう。しかし、司会者が将来先生になったら、その学級にそうした生徒はいることでしょう。そのときに『意見を言わないから仕方ない』と、スルーすることはどうでしょうか。面接のこの場面でも、同じことが言えると思います。例えば『Bさんの意見については、どう考えますか』といった、対象を絞った質問を投げかけてみるのも、一つの解決策かと考えます。

多数決をして、一つに絞る必要があったのか。両論併記ではいけないのか。

面接官は、集団面接で何を知りたいのでしょうか。『ドッジボールが良いか、班対抗リレーが良いか』といったレクリェーションの名称でしょうか。そうではないですよね。受験者のみなさんが、どのように話し合い、集団で一つの考えに絞っていくかという集団の様子、そして個々の受験者の資質・力量・コミュニケーション能力ではないでしょうか。そうならば、理由を添えれば一つに絞ってなくても構わないと考えます。そうした結論への途中の過程を知りたいのだと思います。

どうでしょうか。【面接】についてのイメージが少し変わってきませんか?

 

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