おめでとう!夢をかなえて小学校の先生になったハッピー物語23 教員採用試験面接編

 

苦節8年で、講師から採用試験に合格したハッピーの「教員採用試験対策」。今日の話題は【面接】です。

昨日、『集団面接の司会に、自主的に立候補しても、評価されるとは限らない』とお話しました。

そして評価されるか否かは、司会の受験生が<自分は合格したい>と自分だけを見ているか、<全員で合格したい>と周囲をも見ているかの違いによると説明しました。ハッピーならば「抽象的で分からん」と言うのではないかと、反省しました。

そこで、具体的に説明しましょう。

仮に、『学級の子どもたちと、レクリェーションをして楽しもうと考える。どのような活動を考えているか。理由とともに説明せよ』という課題にしましょう。この課題について、まず一人一人が自分の考えを発表し、集団で話し合うことで、そのグループの考えとして再度発表するというのが、一般的な集団面接の方法かと考えます。

個人の考えを基に集団で話し合う場面で、司会者が必要となります。

司会者Aさんは、一人一人が発表した内容を整理して、『○○という意見と△△という意見の二つがありましたが、みなさんどうですか?』と尋ねました。2,3人が意見を言いましたが、なかなか発言しなかった(できなかった?)人もいました。すると、Aさんは『では多数決をしましょう』と言い、グループとしての意見を一つにまとめました。面接官が指定した時間よりも早く結論を出すことができました。

あなたは、Aさんの司会としての働きを、どのように評価しますか?

私は、なかなかテキパキと上手な運営かと思いますが、『グループとしてまとめられた意見は、本当にグループ全員の考えなのか』と疑問に思いました。

問題点として、次の点を考えました。

○○という意見と△△という意見に集約することは、みんなが納得しているか。Aさんだけの考えで、押し切っていないか。

発言しなかった(できなかった?)人に対して、何らかの働きかけをしてみるべきではなかったか。

多数決をして、一つに絞る必要があったのか。両論併記ではいけないのか。

みなさんは、どのように思われましたか?

また、ここから、どんなことが見えてきますか?

 

ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。

よろしければ、お話を聞かせてください。

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