コミュニケーション苦手さんへの応援スキル特集22
1 【聴く】編 ①~⑥ (以前のブログご覧ください)
2 【話す】編 ①~⑦ (以前のブログご覧ください)
3 コミュニケーションへ踏み出すための一歩
4 そのための勇気を高めるスキル
① 『思い』を変えるのは難しいが、『考え方』を変えることはできる
② 【思考】➡【行動】の不都合をチェンジする
○ 信念(こうあるべきという思い込み)
➡ ○ 思考(今、○○だと考える)
➡ ○ 感情(その結果、こんな気持ちになる)
➡ ○ 生理的反応(そのとき、こんな感情になる)
➡ ○ 行動(気持ちのとおりに動く)
➡ ○ 結果(行動によって、引き起こされた結末)
この流れのどこかをチェンジ(修正)して、流れの最後にある【結果】を変えてみましょう。
③ 具体的にしてみる
④ アンガーマネジメントスキルの紹介
◎『6秒ルール』
◎『持ち物に集中』
今回は、『その場を離れる』をご紹介します。
前回の『持ち物に集中』が、自分の意識を実際の状況とは異なるところへ飛ばして、【怒りが治まる】のを待つ作戦と考えるならば、今
回は自分の体自体を異なるところへ持っていってしまう作戦と言えるでしょう。
確かに、『その場を離れる』ことが、いつも可能とは限らないと思います。
しかし、自分自身も相手も傷つけずに(後で気まずい思いになる心配なく)、その場の嫌な雰囲気から逃れることは、検討に値する作戦
と考えます。
私が、以前スクールカウンセラーをしていた頃、発達障害傾向のある生徒が、どうしても自分の気持ちを抑えきれなくなったときに、あ
らかじめ決めておいた『クールダウン』用の部屋へ行って、しばらくして落ち着いた後に戻って来ることがありました。
小学生だった頃の彼は、感情の赴くまま突っ走り、その場で粉々になっていたようですが、中学生になって自分自身も周囲も傷つけない
方法を会得したようです。
この方法を採用してみましょう。
『その場を離れる』ための理由としては、多少のウソがあっても仕方ないと考えましょう。
「トイレへ行ってくるわ」「今日は、早く帰らないとまずいのよね」等、何でもかまいません。
まずは『その場を離れる』を試してみましょう。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。