Online コミュニケーションカフェを終えて②

昨日の質問について、考えていただけましたか。

トラブルを起こさずに、思いを伝えるために

① 相手との距離の( 取り方 )

② 思い( 込み )

③ 愛情の( 押し付け )

以上3点について、考えました。

距離の取り方については、「ハリネズミの友情」を話の発端として、「人と人との関わりの深さのレベル」について学びました。

例えば、「地下鉄で隣り合わせただけの関係」の人に、悩みを相談しようとは思いませんよね。それを第一段階として、「初デートで、次に何を話そうかとおろおろし、心ここにあらず」といった段階を経て、「付き合っているけれども、お互いの愛情のバランスが偏っているために、相手の心を操作できるダークな関係」の段階もあることでしょう。そして、究極は「構えずに、なんでも話せる」段階と言えばいいでしょうか。別の表現をするならば、「何も言わずに黙っていても、安心できる関係」「自分の失敗を笑って話せる関係」とも言えることでしょう。

そうしたレベルを考えるならば、一概に相手の世界(物理的世界・心的空間)に踏み込むことが良いとばかりも言えないでしょう。

子どもたちは、どんどん相手の世界に入って、秘密を共有できるような濃密な関係を「友だち」と考えやすいですが、成長するに従って「近ければよい」というものではないことを学んでいくのではないでしょうか。

そこで、ここで考えたいことは ➡ 「近いことが良いとは限らない」