Online講座のお知らせ 【聴く力・話す力のスキルアップ】⑦開催しました
今朝10:30~12:00に、『聴く力・話す力のスキルアップ』Online講座を、下記のように開催しました。
この連載では
第1シリーズでは、発達障害を中心とした【学級・学校に適応することが難しい子どもとの係り】について
第2シリーズでは【学力差がある集団への係り】について
第3シリーズでは【一見仲良さそうに見えるなれあい集団内部への係り】について
第4シリーズでは『教職を目指す学生が考える【理想の教師像】』について
そして現在は、シリーズの番外編として、『悩みを抱えている子どもへどのように寄り添うか』について考えています。
そして、『寄り添い方』の第一歩としての『話の聴き方』について考えてきました。
その詳細は、過去のブログを見ていただくとして‥
私の周囲でも「自分の思いを伝えることは難しい」と思っている方が多いと感じています。
そこで、『話し方』についてこんなことを提案してきました。
1 言葉は、相手へのギフトと考えましょう
①人は、自分のイメージどおりに動く
②人は「言葉」ではなく「心」を受け止める
2 アイメッセージで、話してみましょう
本当に伝えたいことは『権威を背負っての命令ではなく、相手のことを考えての思い』と考えます。
それが、【上からではなく横から目線】の、アイメッセージなのです。
アイメッセージのアイは、『私は=I』なのです、
3 リフレーミングで話してみましょう
コミュニケーションに限らず、私たちは毎日の生活で、さまざまな価値判断をしています。
さて、この評価の判断基準とは、絶対的なものでしょうか。
どちらかが絶対に正しくて、どちらかが絶対に間違っているなんて、私たちが生きている現実の世界ではなかなかないと考えます。
そこで、「ついついマイナス、ネガティブに捉えてしまうことがらを、異なる物差しで見てみませんか?」というお話です。
これを【リフレーミング】と言いいます。
(1月30日)のOnlineコミュニケーションカフェでは、上記のような話をするとともに、参加者のみなさんと意見交換をしました。
さまざま貴重な意見をいただきましたが、その中で大切にしたいことの一つとして‥
『相談は、アドバイスをすることでもなければ、いろいろ個人情報を収集することでもない。悩んでいる相手と一緒に揺れる』
このことについて、私たち自身考えてみましょう。
みなさんが、友人に何か相談するときに、「私は困っている。私の悩みを親しい○○さんに解決してもらおう」と思われますか?
それよりも、「とにかく、私の気持ちを聴いて」「私の気持ちを分かって」ではないでしょうか。
そう考えると、『一緒に揺れる』ことの必要性が見えてくるのではないでしょうか。
それとともに、『聴くこと・話すこと』の大切さも、再確認することができました。
このブログでも継続して取り上げていきますし、コミュニケーションカフェでも引き続き考えていきます。
みなさんのご意見を、ぜひお聞かせください。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。