Online講座のお知らせ 【聴く力・話す力のスキルアップ】⑥リフレーミング 基礎
明日の朝、10:30~12:00に、今お話している『聴く力・話す力のスキルアップ』Online講座を、下記のように開催します。
「画面で見た内容に関心があるけど、蔓延防止中なのでリアルなセミナーはちょっと‥」「大人数のセミナーは苦手で。他の参加者とリ
アルに話してみたい」等と、お考えでしたらぜひご参加ください。
今日の夕方まで、申込みをお待ちしています。
申し込まれた方には、今夜中に、資料などを送信します。
よろしくご検討ください。
この連載では
第1シリーズでは、発達障害を中心とした【学級・学校に適応することが難しい子どもとの係り】について
第2シリーズでは【学力差がある集団への係り】について
第3シリーズでは【一見仲良さそうに見えるなれあい集団内部への係り】について
第4シリーズでは『教職を目指す学生が考える【理想の教師像】』について
そして現在は、シリーズの番外編として、『悩みを抱えている子どもへどのように寄り添うか』について考えています。
そして、『寄り添い方』の第一歩としての『話の聴き方』について考えてきました。
その詳細は、過去のブログを見ていただくとして‥
主催するコミュニケーションカフェのOnline版で、この内容について(聴く力に話す力も加えて)お話することは、上記のとおりです。
『聴く力』については、以前より、このブログで連載してきました。
そこで、『話す力』について、このところお話しています。
私の周囲でも「自分の思いを伝えることは難しい」と思っている方が多いと感じています。
そこで、今までにこんなことを提案しています。
1 言葉は、相手へのギフトと考えましょう
①人は、自分のイメージどおりに動く
②人は「言葉」ではなく「心」を受け止める
2 アイメッセージで、話してみましょう
本当に伝えたいことは『権威を背負っての命令ではなく、相手のことを考えての思い』と考えます。
それが、【上からではなく横から目線】の、アイメッセージなのです。
アイメッセージのアイは、『私は=I』なのです、
昨日は、『ランチの待ち合わせをしたのに、遅れてきた友人へ』という場面を設定して、【アイメッセージ】の練習しました。
いかがでしたか。
ぜひ、使ってみてください。
そして、今回は【アイメッセージ】と並ぶ使い勝手がよく、汎用性に富む【リフレーミング】について、お話します。
3 リフレーミングで話してみよう
コミュニケーションに限らず、私たちは毎日の生活で、さまざまな価値判断をしています。
「ここのスーパーの魚の方が、あっちよりも安い」とか、「ママ友のAさんよりも、Bさんの方が愛想が良くて話しやすい」等、一体一
日にどれくらいの価値判断をしているでしょうか。
しかし、見方を変えてみると
「確かにあっちのスーパーの魚の方が高いけど、鮮度が違うっていう話を聞いたわ」、「Aさんは不愛想だけど、公園の掃除当番のとき
に、とても熱心で感心したわ」等と、評価の判断基準を変えると、見えてくる景色も変わってきませんか?
これを【リフレーミング】と言います。
『水戸黄門』や『半沢直樹』のように、どちらかが絶対に正しくて、どちらかが絶対に間違っているなんて、私たちが生きている現実の
世界ではなかなかないと考えます。
そこで、「ついついマイナス、ネガティブに捉えてしまうことがらを、異なる物差しで見てみませんか?」というお話です。
簡単なことで言えば、落ち着きがなく失敗をしがちなわが子に、ついつい「もう、いつもおっちょこちょいで…」と言われてませんか?
でも、その『フットワークの軽やかさ』は、なかなか私たちにはできないことですよね。
そんなふうに、ちょっと価値基準を変えてみましょう。
このことの練習は次回で。
いかがですか?
こんな練習を明日のOnlineコミュニケーションカフェで行います。
よろしければ、ご参加ください。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイ
でスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。