Online講座のお知らせ 【聴く力・話す力のスキルアップ】④アイメッセージ
この連載では
第1シリーズでは、発達障害を中心とした【学級・学校に適応することが難しい子どもとの係り】について
第2シリーズでは【学力差がある集団への係り】について
第3シリーズでは【一見仲良さそうに見えるなれあい集団内部への係り】について
第4シリーズでは『教職を目指す学生が考える【理想の教師像】』について
そして現在は、シリーズの番外編として、『悩みを抱えている子どもへどのように寄り添うか』について考えています。
そして、『寄り添い方』の第一歩としての『話の聴き方』について考えてきました。
その詳細は、過去のブログを見ていただくとして‥
主催するコミュニケーションカフェのOnline版で、この内容について(聴く力に話す力も加えて)お話することをお知らせしました。
『聴く力』については、以前より、このブログで連載してきました。
そこで、『話す力』について、前回からお話しています。
私の周囲でも「自分の思いを伝えることは難しい」と思っている方が多いと感じています。
みなさんは、いかがですか?
そこで、前回は、こんなことを提案しました。
1 言葉は、相手へのギフトと考えましょう
①人は、自分のイメージどおりに動く
②人は「言葉」ではなく「心」を受け止める
今回は、別の提案をします。
2 アイメッセージで、話してみましょう
私たちは、相手と向かい合ったときに、自然体で話しているでしょうか。
前回お話した『話すのが苦手』と思っている人ほど、『私は父親だから、相手を説得しなければならない』とか、『私は先生だから、相
手に納得させなければならない』等と、思われていないでしょうか。
しかし、本当に伝えたいことは『権威を背負っての命令ではなく、相手のことを考えての思い』ではないでしょうか。
例えば、『勉強をしないでゲームばかりやっている子どもを叱っているお父さん』の、本当の気持ちは『ゲームがどうのこうのではく、
勉強しないことで、子どもが授業中に惨めな思いをするのは可愛そうだ』ではないですか?
そうならば、『お父さんの言うことだから、そのとおりにしろ』ではなく、『お父さんの子どもを思う気持ち』を素直に伝えましょう。
それが、【上からではなく横から目線】の、アイメッセージなのです。
アイメッセージのアイは、『私は=I』なのです、
『あなたは○○で悪い』は、『あなた=You』のユーメッセージに対しての、アイメッセージです。
次回、少し練習してみましょう。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイ
でスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。