出会い頭が勝負❗
昨日の親子の会話について、どのようなことを考えられましたか?
子どもは、話したいことがあったけれども、親が忙しそうなので話すことをためらいました。
親は、子どもから話しかけられたときは忙しかったので、後になって尋ねました。
どちらも、相手のことを考えての行動です。どちらも悪くありません。しかし、残念ながら気持ちがすれ違っています。
では、どうすれば良かったのでしょうか?
学校現場においても、先生と生徒の関係において、よく似たケースを見かけました。
生徒が(先生、あのー相談したいことが……)と話しかけてきました。しかし、そのとき時間がなかった先生は、(あっ、ごめんごめん。今、時間ないから後にしてくれないか)と言いました。生徒は、(あっ、いいです)と答えましたが、先生はそのことを忘れてしまい、生徒もその後話しかけませんでした。
この二つの事例の問題点は、何だと思いますか?
私は、タイミングと思います。
子どもは、生徒はその時にどうしても話したいことがあったのです。しかし、そのときに聞いてもらえなかった。その結果、(親は、先生は忙しいから仕方ない)と頭では理解しながらも、(私のことは大切に思っていない)という不信感が芽生えてきます。その思いは(私なんて、どうでもいいんだ)という、自己肯定感の低下にも繋がっていきます。
では、どうすれば良かったのでしょうか?