【友だちという呪縛~ボッチ上等~】9 今日は特別編
現在、私はスクールカウンセラーとして勤務しています。
中学校の教員として、また大学の非常勤講師として、若い世代と長い間関わり合ってきましたが、今目の前にいる子どもたちの抱えている問題は、
決して【子ども】だけの問題ではなく、私たちの社会が抱える問題そのものではないでしょうか。
そこで、『子どもたちの相談』を切り口として、私たちを息苦しくさせている『何か』に迫っていきたいと考えます。
今は、子どもたちの中にある『友だちはいなければならない』というこだわりの強さについて、考えています。
さて、そんな問題『友だちはいなければならない』について、大学の教職課程で一緒に学んでいる学生たちとも、話し合っています。
彼等の実体験に基づく発言は、この問題をとりまく時代性、影響力の大きさ等、多くのことに考えのヒントを与えてくれます。
例えば、「私も小中学校の頃、チャムで悩んでいた。教室移動のとき、いつも一人だった。でも、昨年の成人式で、その仲間?と会ったけど、一言
も話さなかった。今悩んでいる子たちに、そんなもんだよと教えてあげたい」という意見がありました。
本当に、『そんなもの』なんですよね。
でも、そんなことが『今小中学生で悩んでいる子たち』には、分からないというのも本当ですよね。
ぜひとも、このブログを読んでくださっているみなさんとともに、悩んでいる子どもたちの支えになる対応策について、考えていきたいです。
さて、今日はそんな大学生たちの多くが、愛知県や名古屋市の教員採用試験に臨んでいます。
日頃の頑張りが実りますように!
そして、思いが届きますように!
頑張れ!!!
こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケーションカフェ】を開いてい
ます。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをご覧ください。