コミュニケーション苦手さんへの応援スキル特集21
1 【聴く】編 ①~⑥ (以前のブログご覧ください)
2 【話す】編 ①~⑦ (以前のブログご覧ください)
3 コミュニケーションへ踏み出すための一歩
4 そのための勇気を高めるスキル
① 『思い』を変えるのは難しいが、『考え方』を変えることはできる
② 【思考】➡【行動】の不都合をチェンジする
③ 具体的にしてみると
前回の流れに、具体的な【思考】➡【行動】を書き入れてみます。
○ 信念(こうあるべきという思い込み)『仲良しは、いつもお互いのことを考えているはず。そうすべき』
➡ ○ 思考(今、○○だと考える) 『挨拶したのに、スルーされたのは、私のことを嫌っているからだ』
➡ ○ 感情(その結果、こんな気持ちになる) 『すごくつらいし、悲しいし、惨めな気持ちになった』
➡ ○ 生理的反応(そのとき、こんな感情になる)『イライラして、急にお腹が痛くなってきた』
➡ ○ 行動(気持ちのとおりに動く)『いらついて、リュックをロッカーへ投げつけた』
➡ ○ 結果(行動によって、引き起こされた結末)『周りのみんなが、驚いて引いてしまった』
この流れのどこかをチェンジ(修正)して、流れの最後にある【結果】を変えてみましょう。
前回は、信念を変えてみましたが、実際に信念を変えることは難しいと考えます。
なぜならば、私たちは【思い込み】に支配されている場合が多いからです。
例えば、何でも白黒つけたがる人、0か100かを決めたがる人が「それはやめた方がいいですよ」とアドバイスされたからといって、
すぐに直せるわけはありませんよね。
そこで、今回は異なる場面 生理的反応(そのとき、こんな感情になる)『イライラして、急にお腹が痛くなってきた』 への対応につ
いて考えてみます。
すなわち、イライラしてきたときの対処方法です。
これは、いわゆる【アンガーマネジメント】と言われるものです。
そのうちの、誰でも取り組める簡単なスキルをいくつか紹介します。
◎6秒ルール
かっとなった怒りのピークは、そんなに長くは続きません。
大体、6秒で落ち着くと言われています。
そこで、心の中でカウントしましょう。
「1,2,3,4,5,6」と数えた後で、あなたの口から出てくる言葉は、かっとなった6秒前とは違っています。
簡単なことですので、ぜひ一度試してみてください。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。