人と人の距離感①過ぎたるは及ばざるが如し コミュニケーションカフェ7月例会より3

7月のコミュニケーションカフェは【思い込みを見直して、心地よい関係づくりを】をテーマとして、6月例会で取り上げた【友だち】

から範囲を広げて【人付き合い全般】について考えます。

その際に、【人と人との距離感】を切り口の一つとして設定しますが、【過ぎたるは及ばざるが如し】という考えをキーワードとして取

り上げてみました。

このことわざは、『何事もやり過ぎるということは、足らないということと同じ』という意味ですが、この頃【人付き合い】は、『や

り過ぎるということは、足らないよりもよくない』のではないか考えています。

その例として、『ママ友のAさんが困っている(はずだから)、助けようとしたBさんとの関係性』というケースを取り上げました。

そして、このケースから、相手の許容量を超える親切は迷惑となるという考えにたどり着きました。

その結果、最初にお話した【人付き合い】では、『やり過ぎるということは、足らないよりもよくない』という考え方に繋がっていくの

す。

また、こんなケースもあります。

子どもの担任の先生が、産休をとることとなった。代わりの講師の先生もなかなか感じの良い人だ。しかし、懇談会で話したところ、

『ここだけの話』として前の先生に話した、『嫁姑のトラブル』について、今度の先生が知っていた。確かに、事情をよく理解してもら

っているので、相談がはかどった。しかし、心の中には『個人情報じゃないの?』と、ザラッとしたものが残ってしまった。

今度の先生は、おそらくとても気が利く人と思います。

しかし、そうした『個人情報』が、自分の知らないところで話題となっていることには、不信感を感じるのではないでしょうか。

そうならば、「何のことですか?前任者から聞いていないので…」と言い、再び話してもらうほうが良いのではないでしょうか。

近頃流行りの『ソーシャルディスタンス』を目に見える身体的な距離ととらえるばかりではなく、【心と心の距離】と捉える必要がある

のではないでしょうか。

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。