コミュニケーションカフェ for teachers 7 学校へ来にくい子とのかかわり方⑨
第1回のテーマは『学級の初日に何を話しますか?』でした。
今回の話し合いで、先輩の先生方から適切なアドバイスがいくつかありました。【詳しくは、以前のブログを参照】
そして、話し合いが進むに連れて、参加者から「欠席した子どもに対して、皆さんならばどうしますか?」という質問がありました。
ここでの【欠席した子ども】とは、単に体調不良で欠席したのではなく、【不登校】と言われている子どもに対して、【どのようなアプ
ローチ】をすれば良いかについてのことと察します。
この件については、以下の発言がありました。
①該当の子どもが先入観を感じないようにしたい【詳しくは、以前のブログを参照】
②一緒に、【今までとは違う生き方】への扉を開きたい【詳しくは、以前のブログを参照】
③該当の子どもや保護者との関係を深めたい【詳しくは、以前のブログを参照】
④該当の子どもたちに学力を保障したい【詳しくは、以前のブログを参照】
⑤担任ひとりで、背負ってしまわない【詳しくは、以前のブログを参照】
⑥子どもや保護者の微妙な心の動きに敏感でいたい【詳しくは、以前のブログを参照】
さらに、一人の教員から、こんな意見がありました。
「【不登校】生徒や【発達障害】傾向の生徒等、いわゆる【配慮を要する子ども】が、クラスに何人かいます。担任として、どうしても彼らに気を遣ってしまい、寂しい思いをしている子どももいるのではないかと思うと辛いです。先生たちは、どのように考えられていますか?」と言った意見がありました。
みなさんは、どのように思われますか?
とても難しい問題と思います。
そこで、こんなことを考えました。
⑦担任は、全体を見る目と一人を見る目の両方を大切にしたい
子どもたちは、学級の一員として体育大会や合唱コンクールへ向けて活動する中で、『協力』や『役割分担』等を学んでいきます。
その結果、【学級】自体が成長していきます。
とともに、そうした『行事』や『学級会』等を通して、級友一人一人の『性格』や『資質』の成長を図ることも大切と考えます。
そこで、担任が二つの役割を担うことが必要となってくるわけです。
しかし、こうしたスキルはさまざまな体験をする中で、面倒な思いをしてこそ、得ることができるものであるのも確かです。
面倒ですが、多くの先生にチャレンジしていただきたいです。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。