ちょっと【思いを伝えるために必要なチカラー聴く】 コミュニケーションカフェからの抜粋4-⑦
【自分の気持ちが正しく相手に伝わるためには、どのように話せばよいか】は、永遠の課題ではないでしょうか。
そこで、今回は【思いを伝えるために必要なチカラ】について考えました。
【思いを伝える】と言うと、すぐに【話す】と考えがちですが、【良い話し手は良い聴き手】とも言います。
そこで、【話す】前に【聴く】ことから始めてみました。
Ⅰ【あなたは良い聴き手ですか?】(ブログ4-① 参照)
Ⅱ【相手の話を聴けない人の特徴】(ブログ4-② 参照)
Ⅲ【話を聴くときの態度ー傾聴とは何か?具体的にしてみると?】
【傾聴】とは‥(ブログ4-③ 参照)
そこで、【傾聴】を具体的な姿として現してみましょう。
第一歩 話を聴く 構え をつくる(ブログ4-④ 参照)
第二歩 声の大きさ・トーン・話す速さ を相手(相談者)に合わせる
大切にしたいこと【心の速さは言葉の速さよりも遅い】
第三歩 相手の言葉を待つ 「何を言わないか」「自分の言葉で語る」が大切(ブログ4-⑤ 参照)
第四歩 分かったつもりにならない。評価しない。
相手の気持ちが【わかる】
このときの【わかる】は、次のうちのどれでしょうか?(ブログ4-⑥ 参照)
【解る】【分かる】【判る】
✖①【解る】は 理解 分解 解剖
✖②【判る】は 判断 裁判 判定
○③【分かる】は 分かち合う 分ける
ものごとを、自分だけで獲得する(背負う)のではなく、他者と共有するときに使う言葉です。
相手の気持ちを、『ともに受け止めましょう』という考え方は、【傾聴】そのものと考えられます。
Ⅳ【傾聴の前に大切なことは?】
【傾聴】はこのように大切ですが、【傾聴】の前に【傾聴】を成り立たせるための大前提があります。
『マザーテレサは、愛情の反対は何だと言いましたか?』
マザーテレサは、【愛情の反対は無関心】と言いました。
私たちはついつい(愛情の反対は憎しみ)などと考えてしまいがちですが、【憎しみ】は相手に関心があってこそ成立するものです。
関心がない相手、すなわちどうでもいいと思っている相手には【憎しみ】は湧いてきません。
そして、相手に関心を持つことこそ、会話が成立する前提の【良好な人間関係】の第一歩と考えます。
まずは、相手に関心を持つことから始めましょう。
Ⅴ【まとめとして】
【自分の気持ちが正しく相手に伝わるためには、どのように話せばよいか】という永遠の課題について、【思いを伝えるために必要なチ
カラ】という切り口で考えてきました。
そのまとめとして‥
自分の思いを伝えるためには、まず自分が良い聴き手になろう
そのために大切なこととして
1 傾聴の姿勢を身に付ける
2 心の速さは、言葉の速さよりも遅い
3 相手への関心を育てる
と、お話してきました。
ぜひとも、こうしたことがらを生かして、【良い聴き手】を目指してください。
次回からは、【思いを伝えるために必要なチカラー話す】について、考えていきましょう。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。