おめでとう!夢をかなえて小学校の先生になったハッピー物語26 教員採用試験面接編
苦節8年で、講師から採用試験に合格したハッピーの「教員採用試験対策」。
昨日【面接】で、『この人はいい。今すぐにでも、私の学校に来てほしい』と、強く思った受験者(Aさん)についてお話しましたが、
どんなところが優れているのか、お分かりですか?
私は、こんなところが『優れている』と思いました。
①発言していないBさんも討論に誘うことで、グループ全員での話し合いができた
②多数の意見が交わされることで、さまざまな視点で課題を考えることができた
③司会役を意識し、話し合いがスムーズに進むように助けた
みなさんは、どう思われましたか?
どの受験者も『合格したい』と願い、採用試験そしてこの面接にのぞんでいます。
ですからとても緊張しています。「こんなことを言ったらマイナスだろうか」「評価されるためには、どんなことを言えばいいのだろう」と不安になっているはずです。
そんな場面では、自分のことで頭がいっぱいになり、他の受験者のことまで考えられなくても、仕方のないことと思います。
だからこそ、そんな場面で他の受験者であるBさんに考えが及ぶということはすごいことではないでしょうか。
Aさんが「Bさんも合格させてあげたい」と思ったかどうかは分かりません。しかしBさんを話し合いに誘うことで、結果として活発な討論になり、BさんAさんそして司会役とグループメンバーの合格につながったら、これ以上のことはありませんね。
そう考えると、Aさんの果たした役割は大きなものと考えられます。
こうした行動がとれるのは、Aさんの人としての器量の大きさでしょうか。
そして、こうした器量は単に採用試験にプラスというばかりではなく、将来教員となり子どもたちとかかわる場面で、また職員集団の一員として校務にかかわる場合でも、大きな力になると考えます。
そこで、『この人はいい。今すぐにでも、私の学校に来てほしい』と思ったわけです。
この年の採用試験で、Aさんが合格したかどうかは分かりません。
しかし、今頃どこかの学校で生き生きと活動しているのではないかと思います。
明日からは、(ハッピーを題材としながら)視点を変えて【教員採用試験】について、考えていきます。
ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。
よろしければ、お話を聞かせてください。
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