5月は、身の上相談週間⑤自分を大切にしよう(自尊感情)-2
【事例5 女性総合職 勤務8年目の場合】
なるほど。大変でしたね。
でも、こうしたケースは結構多いように思います。
例えば、テレビドラマでは、こうした相手に彼までも盗られそうになり…しかし最後はハッピーエンドといった具合です。
しかし、そうしたフィクションと異なり、あなたの場合はもっと深刻ですよね。
さあ、これからどうしましょうか。
①後輩との一見よさそうな関係を維持する
おそらく、上司や同僚は『彼女は後輩の面倒をよく見ている。しっかりした先輩だ』と、とらえていると思います。
これは、あなたにとって決してマイナスではありません。
周囲は、とても好意的に見ているわけですから。
そこで、時々『本当にもうっ』とグチりながらも、今までの『良い』関係を続けるという生き方があります。
どうですか?
ちょっと偽善的です。
表面的な平和です。
しかし、これが一つ目の選択肢です。
②意思表示をする
「やっぱり、嫌なものは嫌」というのも一つの考え方です。
周囲からの+評価よりも大切なものは、自分の気持ちです。
ただし、ここで感情的になってしまっては、ひょっとしたら後輩の思うつぼかもしれません。
そこで、上司など第三者に同席してもらい、あなたと後輩の役割分担や責任の所在を明確にしましょう。
あくまでも冷静に、きちんと話をできるならばこれも一つの選択肢です。
これら二つの他にも、自分の気持ちを見つめて、『何が一番大切か。許せないか』について、よく考えてみてください。
そして、決断したらもう悩まない。
あなたが生き生きと働く姿を願っています。
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