生徒・子どもの心とどう向き合うか23 ハッピー物語94【番外編】より

Ⅱ 【生徒・子どもの心とどう向き合うか】についての考え

④担任教師・スクールカウンセラーによる個別面接から見えてくる【生徒・子どもの心】について

【何をするか】が大切なのではなく、【ともに過ごす】という両者の関係性に意味がある Doing よりも Being 】

生徒・子どもが「私の気持ちをわかってほしい」と言うときの、【わかる】は【判る】や【解る】ではなく、【分かる】となります

○【生徒・子どもの話】を聴くときには、耳だけでなく身体全体で聴きましょう。

○【話を聴くかまえ】をつくりましょう。

○【生徒・子どもの話】を評価しないで。分かったつもりにならないで。

今、話した言葉だけで、【生徒・子ども】を判断することは止めましょう。

彼らの心は、話した言葉よりも、ずっと多弁かもしれないのです。

○【言葉はギフト】と考え、投げずに手渡しましょう。

○【肯定的な視点】をもち、【肯定的な表現】で話しましょう。

【生徒・子ども】は、日常さまざまな言葉を使って、仲間や周囲とコミュニケーションをとっています。

彼らが使う言葉の中には【OKワード】ばかりではなく【NGワード】も含まれています。

(OKワードとは、「ありがとう」「うれしい」といった相手に対して好意的な感情を伝えるときに使う言葉です。一方NGワードは死

ね」「ウザイ」といった相手に対して否定的な感情を伝えるときに使う言葉です)

もちろん、【教育相談・カウンセリング】の場面では、教師・スクールカウンセラーはもちろん、相談に来る大半の【生徒・子ども】

「死ね」「ウザイ」といった言葉は、使わないことでしょう。

しかし、不注意により何度も失敗を重ねる【生徒・子ども】に対して、「また、そんなことしちゃったの!」「そんなことしかできない

んだね」と、言ってしまったことってありませんか。

(例えば、みなさんは喫茶店・カフェで注文するときに、「コーヒーがいいわ」と言いますか?「コーヒーでいいわ」と言いますか?

この二つの表現は、相手に与える印象が違いますよね。こうした小さな差異に、その人が肯定的な言葉を使うか、否定的な言葉を使うか

の気持ち・姿勢の違いが表れているように思います。)

 

まだまだ、話は続きます。

お付き合いください。

 

ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。

よろしければ、お話を聞かせてください。

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