生徒・子どもの心とどう向き合うか20 ハッピー物語91【番外編】より

Ⅱ 【生徒・子どもの心とどう向き合うか】についての考え

④担任教師・スクールカウンセラーによる個別面接から見えてくる【生徒・子どもの心】について

【独自のアンケート】による事前調査(以前のブログに記述)

【教育相談】【全員面接】の手順・及び心がけたいこと

【何をするか】が大切なのではなく、【ともに過ごす】という両者の関係性に意味がある Doing よりも Being 】

生徒・子どもが「私の気持ちをわかってほしい」と言うときの、【わかる】は【判る】や【解る】ではなく、【分かる】を使います

 生徒・子どもの話を聴くときには、ぜひとも【分かち合う】姿勢で聴きましょう。

【生徒・子どもの話】を聴くときには、耳だけでなく身体全体で聴きましょう。

教師やスクールカウンセラーがどんなに忙しくても、生徒・子どものリズムに波長を合わせて聴くことが大切です。

波長が合って初めて生徒・子どもは、「この人ならば、話しても大丈夫」と安心し、心を許して話し合うことができるのです。

とりわけなかなか学校になじめず、友人も少ない生徒・子どもが、勇気を出して相談に来たときに、教師・スクールカウンセラーのペ

ースで話し合うことは無理です。

無理と言うよりも、「やっばり話さなければ良かった‥」と彼らが思ってしまうことで、今後を考えるとマイナスと言えるかもしれま

せん。

話を聞くときに【心の速さと言葉の速さ】が異なることを、絶えず意識しましょう。

私たちは、今莫大な量の情報を見聞きしながら生活しています。

ですから、入ってくる情報のうち一部はしっかりと受け止めますが、他はそのまま見逃し聞き逃してしまっているかと思います。

それは『いい』『悪い』ということではなく、そうしないと生きること自体に疲れてしまいますから、仕方ありません。

しかし、【こころ】はそんなに器用ではありません。

一つのことを思い始めたら、なかなか次のことへと【気持ち】は上手に切り替わりません。

それを踏まえて、話す相手とじっくりと向かい合いましょう。

教師・スクールカウンセラーのそんな姿を見て、生徒・子どもは落ち着いて話すことができるのではないでしょうか。

そんな【落ち着いて雰囲気】【受け止めてくれる】と、相談者が感じられるような雰囲気づくりについては、明日‥

 

ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。

よろしければ、お話を聞かせてください。

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