生徒・子どもの心とどう向き合うか17 ハッピー物語88【番外編】より

Ⅱ 【生徒・子どもの心とどう向き合うか】についての考え

④担任教師・スクールカウンセラーによる個別面接から見えてくる【生徒・子どもの心】について

【独自のアンケート】による事前調査(以前のブログに記述)

【教育相談】【全員面接】の手順・及び心がけたいこと(昨日のブログを改編)

○ 生徒・子どもに、一緒に話し合うことがうれしいという気持ちを伝える

○ 生徒・子どもが『自分が大切にされている』という感情を抱くために、配慮する

○ 生徒・子どもがじっくりと話すことができるように、落ち着いた雰囲気をつくる

○ 事前のアンケートに基づいて質問をする

○ 生徒・子どもの表情や態度から、生徒・子どもの心情へ配慮して質問する

○ 【教育相談】【全員面接】を実施して終わりとするのではなく、今後へ相談が継続するように信頼関係を築く

すなわち、全体を通して生徒・子どもが「話し合えてよかった」「私のことを、気にかけてくれる人がいる」と思えるよう

【教育相談】【全員面接】をこころがけたいです。

もちろん、生徒・子どもとの相談と一口に言っても、『いじめがあったかどうかを、生徒・子どもに尋ねる』といった目的が一つに絞ら

れている場合には、話し合いの方向性が限定されると考えます。

しかし、一般的な【教育相談】【全員面接】の場合には【何を聞くか】も確かに大切ですが、それとともに【生徒・子どもと教師・スク

ールカウンセラーとの関係づくり】も、今後の学校生活を考えると大切なものと言えるでしょう。

また、本来生徒・子どもは【私の気持ちを分かって】と願っています。

学校生活・家庭生活等でのさまざまな悩みを抱えている生徒・子どもが、学校に【私のことを分かってくれる人がいる】といった【受容

された】思いをもてることは、単に学校生活のみならず彼らが生きていく上で大きな力になると確信します。

中には、「何も悩みはないよ」と答える生徒・子どももいることでしょう。

そうならば、その場に一緒にいて世間話や好きなアイドルの話をしても良いと思います。

【何をするか】が大切なのではなく、【ともに過ごす】ということに意味があると考えます。

こう考えてくると、【教育相談】【全員面接】は【生徒の心情を訊く】といった本来の目的の他にも、大きな意味があると考えざるを得

ません。

ぜひ、この【教育相談】【全員面接】の機会を有意義なものにしていきましょう。

明日も、このあたりについてお話していきます。

 

ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。

よろしければ、お話を聞かせてください。

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