ソーシャルスキルトレーニング ⑧コミュニケーションカフェ3月例会を終えて6

「ソーシャルスキル(SST)について知りたい」「ソーシャルスキル(SST)について学びたい」という意見をいただきました。

そこで、いくつかのSSTについての紹介をしています。

このところ【アサーション】について、お話ししてきました。

今までの取り組みから、【ソーシャルスキル】【アサーション】について興味関心をもたれたら、紹介しているコミュニケーションカ

フェで実際にり組んでみませんか。

 

 昨日、青少年にとっては、【自死】が死亡原因の第一となっていることを、お話しました。

その理由として、【周囲から自分の価値が認められない】ということは、彼らにとって『死ぬ』よりもつらいからではないかと考えま

した。

そこで、彼らは『私は独りぼっちではない。友人がいる』として振舞うことを選択するのです。

ところで、現在全国の多くの小・中・高校で取り組まれている調査に、学校生活アンケートQUがあります。

これは、児童・生徒が学校生活について多くの質問に答えることで、児童・生徒一人一人の学校生活への適応・不適応の様子や、学級全

としての傾向を把握でき、その後の児童・生徒への配慮や、学級の改善点を掴むことができるという調査です。 

これは、マズローの欲求階層説を基にして作成されていますが、その結果『横軸ー安心・安全』『縦軸ー承認』を基準として、一人一人

のデータをグラフ上にプロットすることができます。

その結果、児童・生徒について、さまざまなことが分かります。

例えば『三人のチーム。一見仲良さそうだが、実質的には結果の上位者2人に仕切られていて、下位者はいわゆるパシリ状態となって

いる』といったことが読み取れるケースがあるとします。

周囲にいる大人としては、『パシリ状態』のこどもが、そのグループ内にいることの意味や必要性に疑問を感じるわけですが、それでも

彼らが『ぼっちになるなら奴隷でいいの』的関係を選択することは自由です。

しかし、『見かけではなく、真の自己肯定感の高さ』を大切にさせたいと考えます。

そのとき、私たちには何ができるでしょうか。

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。