ソーシャルスキルトレーニング ⑧コミュニケーションカフェ3月例会を終えて2
「ソーシャルスキル(SST)について知りたい」「ソーシャルスキル(SST)について学びたい」という意見をいただきました。
そこで、いくつかのSSTについての紹介をしています。
このところ【アサーション】について、お話ししてきました。
今までの取り組みから、【ソーシャルスキル】【アサーション】について、興味関心をもたれたら、紹介しているコミュニケーションカ
フェで実際に取り組んでみませんか。
日曜日午前中に、Onlineコミュニケーションカフェを実施しました。
【自己肯定感をアップ】を目指して、そのためにソーシャルスキルトレーニングに取り組もうという内容でした。
さまざまな事例を基に、【自己肯定感】のうちの例えば【自己効力感】や【自尊感情】にライトを当てて、考えてみました。
【自己効力感】に関する事例では、対処方法として①スモールステップ②プランBについてお話しました。
また【自尊感情】に関する事例では、アサーションについてお話しました。
その説明の途中で、参加者から興味深い話がありました。
『交友関係でトラブルがおこったときに、どうするか』
Aさんは、『どうしてうまくいかなかったかと理由をよく考えます。今後の人生で、この体験を生かしたいからです』と、考えました。
Bさんは、『うまくいかなかったのは仕方ない。世の中、そんなこともあるね。去る者は追わず』と、考えました。
ここには、二人の今までの人生経験が生きているのですから、どちらが正しくて、どちらが間違っているというわけではありません。
しかし、Aさんのように考えると『疲れるだろうなあ』とは思います。
自分の失敗や嫌な体験から、何らかの教訓を得ようとする考え方は、真面目なAさんらしく好感が持てます。
そして、それが試験とか何かに挑戦する場面だったら、まさしく最適な性格と思います。
しかし、交友関係は『自分の心も動くし、相手の心も動く』わけです。
ですから、『まっ、こういうこともありね』と軽く流していいのではないでしょうか。
そしてまた、そのことがどうしても大切ならば、長い人生の間にそうした場面がまた訪れます。
そのときに、「ああ、同じようなことがあったなあ」と振り返ればいいと考えます。
それは、決していい加減に生きているわけではありません。
それくらい、肩の力を抜いて生きていくことをお勧めしたいと思います。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。