コミュニケーション苦手さんへの応援スキル特集⑮
1 【聴く】編
① 「私の気持ちをわかってほしい」のわかるって?
② 心の速さは、言葉の速さよりも遅い
③ 『言ったこと』よりも『言わなかったこと』の方が大切なときもある
④ 話を聴く『かまえ』は大切
⑤ 相手の話を取ってしまわない
⑥ 『指示』『アドバイス』『感情の押し付け』が多くなってしまうのは?
2 【話す】編
① 『言葉はギフト』と考える
② 人は、自分のイメージどおりに動く
③ 心のこもった言葉を伝えよう
④ ポジティブな言葉を渡そう
④ ポジティブな言葉のスキルーリフレーミング
⑤ リフレーミングの練習
⑥ 具体的に話そう
先生から「大丈夫か?」と尋ねられた生徒が、即座に「大丈夫」と応えている場面を見かけました。
そこで、その生徒に「何が大丈夫だったの」ときくと、「分からない」と言います。
「何のことか分からなかったけど、それを言ったら、またいろいろ言われると思ったから」とも言いました。
せっかくの先生の「生徒を心配する気持ち」はうまく伝わらなかったようです。
しかし、こうした気持ちのすれ違いは、学校だけではなく、家庭でも会社でも友人関係においても、結構あることではないでしょうか。
なぜ、こうしたことが起こるのでしょうか。
それは、質問(答えも)が具体的ではないからです。
もしも、先生が「昨日、部活動の後、つらそうにしていたけど、今朝の体の調子はどう?」と尋ねたら、どうでしょうか。
その時に、生徒が「大丈夫」と応えれば、それは「今朝は元気です。問題ありません」を意味しています。
先生と生徒の会話が、ちゃんと成り立っていることになります。
会話の意味があるわけです。
せっかくのコミュニケーションを、双方向で通じ合うものにしたいと考えます。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。